2016年7月2日12時07分
東京都内の現金自動出入機(ATM)で2013年2月、偽造クレジットカードを使って約1150万円を引き出したとして、警視庁が窃盗などの疑いで国際手配しているルーマニア国籍の男3人が同国当局に逮捕されていたことが、捜査関係者への取材でわかった。3人は東京の事件を含め、世界20カ国以上のATMから約45億円が不正に引き出された事件に関与した疑いがあるという。
一連の事件は12年12月と13年2月に世界各地で、ハッキングで盗み出した情報をもとに偽造したカードを使って数時間のうちに行われた。ルーマニア当局が昨年3人を逮捕。国際刑事警察機構(ICPO)を通じて日本側に伝えられたが、具体的な容疑はわからないという。
警視庁によると、男3人は仲間と共謀し13年2月20日、都内のATM計220カ所で、手配容疑の1150万円を含め約9億円を引き出したとみられる。
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朝日新聞社会部
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