2016年06月27日

水道橋で二軒

/ゆで太郎淡路町店にて朝そば(たまご)/ちゃんぽん亭水道橋店にて近江ちゃんぽん/征麺家かぐら屋@水道橋にて貝だし鶏そば/

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 御茶ノ水駅から最短距離で向かってみたゆで太郎淡路町店(ホームページ)ですが、途中、救急車が来ていてつい立ち寄ってしまい、最短距離になっていません。
 店先は結構人通りがあるので、誰もいない写真を撮るには、タイミングを待つ必要があります。
 だから何なんだよ、木を見ていると森が見えないぞと考え事をしていたら、無料クーポンを出すのを忘れてしまいました。

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 朝そば(たまご)330円、お蕎麦や冷やし、玉子は生卵、でお願いする場合は「もりなま」と伝えています(自己責任でどうぞ)。
 この朝そばで卵を生で頼んで、残ったもり汁に生卵を割り入れる食べ方を「らいくらーめん流」と呼ぶと、ネットの一部で散見しました。

 とんでもない、私はこちらの記事を読んで真似しているだけであり、オリジナルじゃない。
 今朝も美味しくお蕎麦をいただき、ご馳走様でした。

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 お昼は食べ損なって(正しくはコンビニサンドイッチで済ませて)、仕事が終わって近場のラーメン屋さんへ。
 ちゃんぽん亭水道橋店@水道橋(千代田区三崎町)(ホームページ)、2016/6/17オープン、都内では学芸大学前に続いて二軒目、、あれっ、公式ホームページに掲載されていません。

 ちなみに、ちゃんぽんとはビールとワインとウイスキーを飲むこと、、、ではなく、野菜をスープで煮立て、細麺を合わせたラーメンの総称です。
 関東では「タンメン」と呼ばれますが、こんなシンプルなラーメンは日本中にあって、長崎と滋賀(近江)だけが「地ラーメン」を標榜しています(他にもあるかな)。

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 滋賀のちゃんぽん発祥はJR彦根駅から(私にとっては)徒歩圏内のをかべ、じゃあ、ちゃんぽん亭の「近江ちゃんぽん『発祥』店」は嘘かと言うと、をかべは「彦根ちゃんぽん」と名乗っているので。
 家系ラーメンの系譜に例えると、をかべが吉村家(杉田家ではなく)、ちゃんぽん亭は壱六家、と言ったところか(異論は認めます)。
 麺相は似ているが、味やレパートリーにかなりの違いがあります。

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 店内はU字カウンター15席と2人掛けテーブルが5卓、入って左手の券売機で食券を買います。
 メニューはちゃんぽんと豚そばの二種類、サイドメニューはチャーハン、丼物、居酒屋メニューとして唐揚げ、餃子、枝豆など。
 飲み物はビール、ハイボール、酎ハイ、ですので今夜は生ビール500円で水道橋で一人お疲れ様会♪

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 店内には近江ちゃんぽんのうんちくが書かれているので、しっかりと読みながらラーメンの出来上がりを待ちます。
 卓上には自家製ラー油、白胡椒、特製醤油、酢、酢はやかんに入っているのですが、気にする人には気になりますね。

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 少し待ってから近江ちゃんぽん780円
 魚節出汁と昆布出汁のブレンドスープに薄めの醤油ダレを合わせてあり、すっきりとした美味しさを感じます。

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 細麺は柔らかめ仕上げで、ズルズルと食べる感じですが、不思議とこの麺とスープがよく合って、するするといただけます。
 野菜はキャベツ、モヤシが中心ですけど、スープが薄味な分、野菜のおいしさがとても引き立ちます。

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 タンメン、いや、ちゃんぽんなので、チャーシュー、メンマ、板海苔は無くて、それでこの値段。
 昨今のモヤシ大盛りラーメンを見慣れていると、この盛りはとても少なく見えますし、少ないと割高に感じる人が多いでしょう。

 つまり、お店の方向性がハッキリしているということ、素晴らしいですね。
 スルッと食べてしまってご馳走様でした。

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 水道橋駅界隈のラーメン屋さんは大抵行ってしまったのですが、それでも数軒残っていて、その中から今夜は征麺家かぐら屋@水道橋(千代田区三崎町)へ。
 いわゆる一斉を風靡している(した)鶏白湯スープの店で、ラーメンフリーク的には「もうお腹いっぱい」感が漂いますけど、フリークではない人で賑わっています。

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 メニューは鶏白湯としてあっさりと濃熟(濃厚)、つけ麺の三種類ですので、先ずは券売機左上かなぁと見渡すと、限定メニューがあるので、それで。
 店内にはメニューの説明や蘊蓄などポップは一切なく、カウンター9席の暗め狭めで数年前、つまり鶏白湯ラーメンが一世を風靡する前のラーメン屋の趣です。

 厨房内に目をやると、大成食品のカレンダーが掲げられてるので、ひょっとして鳥居塾卒業生かと尋ねると「(大成食品と)付き合いはありますけど、(鳥居塾の)卒業したわけではありません。」とのこと。
 ちなみに「征麺家」の「征」は店主さんの名前からのようですが、未確認です。

 卓上には一味、お酢、コショウ、醤油、フライドガーリック、ラー油、魚粉、塩ダレと揃っていますが、私が在店中は一人も使っていませんでした。

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 少し待って貝だし鶏そば800円
 ベースのスープは鶏白湯ですが、流行りの「濃厚鶏白湯」が流行る前の「鶏白湯」、今の鶏白湯に比べると鶏清湯と呼べるほど、しかししてこのスープがとても美味しい。
 私が年寄りだから清湯スープが好みなのかと思ったら、お客さんのほとんどは学生で、学生にもとても受けています。

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 ほぼ清湯な鶏白湯なので貝出汁が強すぎるかと思いきや、全然そんなことはなくてバランス系、とても美味しい。
 大成食品のストレート丸極細麺はやや絡んでいますが、少し食べ進めていればすぐにスープに馴染んで、とても美味しくいただけます。

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 鶏チャーシュー、材木メンマ、アオサ、白髪ネギ、丼の端っこに綺麗に並べられている水菜は珍しい。
 スルッと食べてしまってご馳走様でした。
posted by ふらわ at 00:00| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
> 私はこちらの記事を読んで真似しているだけであり、オリジナルじゃない。

そちらのリンク先では「残ったもり汁に生卵を割り入れる食べ方」は紹介されていないので
ふらわさんのオリジナルと胸を張ってもいいのではないでしょうか。
Posted by tomoco at 2016年06月29日 07:17
ゆで太郎よく回られてますね、北海道や台湾にもあるみたいですし制覇無理じゃないですか?(笑)
山岡家の制覇よりはまだ出来そうですけどね、福島や北海道のあちらこちらで旅行した時にこんな田舎にってとこでも見ました。
あれは無理ですね・・・。
ゆで太郎でもどこでも立ち食いで天ぷらは頼みません。
冷めても美味しい天ぷらってないし、レンジ位置けよっと思います。1

ふらわさんは丸亀などのうどん系は行かれないみたいですが、天ぷらが常に温められてて言えば揚げてくれる、そば好きですけど後者に行ってます。丸亀さんで8割以上のそば置いて欲しいです。
Posted by アズ at 2016年07月01日 00:12
tomoco さん

 いや、自分はオリジナルじゃないと言えば「じゃあ、オリジナルは?」と探す人もいるかも知れません。
 そうやって、すそ野が広がった方が楽しそうです。
Posted by ふらわ at 2016年07月01日 01:20
アズさん

 ゆで太郎全店制覇は目標であって目的ではありません。
 達することができない目標だから目指すことに意味があるんです。

 ゆで太郎システムの店舗であれば、基本的に注文が入ってから(食券を渡してから)麺を茹ではじめ、天ぷらを揚げ始めます。
 ですから、猫舌の私は天ぷらが熱くてすぐに食べられないんです。
 蒲田にはゆで太郎システムの店舗はありませんので、五反田までわざわざ食べに行ってください。

 はなまる、丸亀、などのセルフうどん屋さんも食べに行きますよ。
 セルフうどん屋さんで、天ぷらを揚げてもらえるんですか。
 今度、試してみます。
Posted by ふらわ at 2016年07月01日 01:27
ふらわさんこんばんは。

ちゃんぽんとタンメンは、まったくの別物です。少なくとも長崎ちゃんぽんは太麺であり、製麺に独特のかんすいを使っていますよ。スープで麺を煮込みますし。
しかも、ちゃんぽんは『関東では総称してタンメンと呼ばれる』…これもすごく間違ってます…。

こんなブログを信用しないで、ググればいいとおっしゃるふらわさんですけど、
信用してしまうかた(蒲田に東海道線が停車する)も少なからずいらっしゃるのですし、ちょっとだけでも『情報を世界に発信している』という自覚は持ってもらえるとうれしいです。

だからささっと修正してくれるとうれしいなぁ…。

わたし、ふらわさんが嫌いなわけじゃないんですよ。
ある意味すごいかただと思います。
でも『ある意味』ってあまりいい表現ではないので、いつか普通に『すごいかたですね』と言われるようにはなってもらいたいです!
Posted by nika at 2016年07月01日 20:15
川崎の中本の近くにシステムがあって、揚げたてでした。
高菜明太美味しいよ、っと気さくに話しかけてくれるおばさまで
直営に居ないなって思いました。
えび天が半分でしたけど、揚げたての方がいいです。
はなまるは知らないけど、丸亀は品川でも大崎や渋谷他県の柏や他でも揚げたてくれます。
しかもテーブルまで持って来てくれますね。
時間は10分位かかる事もあるので、時間が有る時のみやります。
ゆで太郎にそこまで求めませんが、レンジ位セルフでもいいから
置いて欲しいです。そこが残念で、月1程度です。
Posted by アズ at 2016年07月01日 23:16
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