本当の意味でマネタイズを理解するには実例分析が必要。
2016年を迎えてブログで飯を食べるシステムが確立されていく中で人がどれくらい儲けているのか? 毎月の初旬になると多くの人がその結果報告を記事にしています。
しかし、ブログについて探求しても、本当の意味で教えてくれる人はどこにもいません。
PVや収益の真実は他人ブログのアクセスアップ方法の記事を読むのではなく、どのようなブログ記事を書いているか分析していくほかありません。
そこで役に立ちそうなPVや収益について書かれた6月の結果とブログ情報を元に傾向を分析しました。
PVと収益は比例するか
多くの人はPVと収益は比例すると考えているかもしれません。私自身もそうであると部分的には肯定です。実際のそれを代表する結果を二つ紹介します。
こちらの記事はホッテントリで急激にアクセス数が上昇したことについて書いてあります。それに比例して収益も変化していることに注目すると面白い結果です。
はてなブックマークの議論系、エンタメ系、おもしろ系は300user突破するとどうなるのかを象徴的に示してくれています。どういう記事がホッテントリしやすいのかが一目瞭然です。
さらにホッテントリは読者数も急激に伸びることもわかります。私もいくつかのたくさんのはてなブログを読んできましたが人気エントリーに入った記事のブログ読者の急上昇率が本当に異常です。
こちらは収益化に失敗しているがPVが20万を突破した記事。少ないと本人は言ってますが、いずれにしてもPVと収益は比例していることがわかります。ただ、PVの量はブログを書く楽しさを維持できますが本当にこれでいいのか?と疑問になる可能性があります。さすがにこういう結果をみるとただブログを書くだけではなく収益化も必要なんだと改めて理解させてくれます。
ただ、このPVボリュームがあれば結果を最大化できるのは言うまでもありません。やはりPVは大切です。
この二つのブログは1PV=0.1~0.3円ぐらいですね。
どこのブログも大体このくらいだと思います。
次の例を出すことである程度マネタイズの意味を示していますが量では勝負しないほうがいいと教えてくれます。
収益化とは何か?
導き出される結果が次のブログです。
このブログは非常に興味深い結果になっています。PVは先月より減っているのに稼ぎが増えています。理由は簡単でしょう。情報の詳細をみれば稼ぎが分散していることがわかります。マネタイズ方法が1つではないほうが良いということです。
その事実を証明する結果がこちら。6万7000PVで収益化に成功してます。PVと収益の比例は嘘です。なんらかの方法があることがわかります。しかも、ブログデザインをみればかなりスッキリとしています。量ではなく質だということがこのブログから理解できるのではないでしょうか。
この二つのブログで注目して欲しい点は分散した収益割合です。
PVが増えるのは3~6ヶ月
この記事を読めばPVが伸びる瞬間が確実にあるのだとわかります。
人気記事を見れば、アニメ・漫画は記事の質が良ければいつの間にかとんでもないことになるとわかります。今までアニメ・漫画が人気のブログアクセス報告をいくつか見てきましたが3~6ヶ月で検索流入がとたんに増えたと報告する方が多くいました。
1ヶ月2ヶ月目にアクセス数が少なくてやめる方もいるかもしれませんがまだ評価が足りないだけなのです。その結果がいつ出るか分かりませんが記事の質が悪くなければいつか評価されます。待つこともブログには必要です。
検索流入は強い
PVの質について理解している人はいるでしょうか。流し読みをする人、全く読まない人、しっかり読み込む人。いずれにしても1PVであることには変わりありません。はてなの方はかなり記事を読み込んでくれる傾向がありますが検索流入は少し違います。情報を探しているのです。
PVが多ければいいという話ではないことがこちらからわかります。こちらの記事では検索流入割合が劇的に変わっています。こちらは3~5ヶ月頃に一気に検索流入が増えてますね。文字数が多いことはもちろんですが、スッキリとしたデザインと記事の傾向から考えると非凡なマネタイズ結果にみえます。
普通のマネタイズって何?と考えるとこちらのブログデザインをしっかり理解できればうまくいきそうです。この広告配置でこんなスッキリデザインが完成するなんて驚きです。
結果にコミットする実例
さて、凄まじい結果を紹介します。
1PV/5.02円。どうでしょう。私はこの方が天才以外の言葉が見当たらないです。ブログデザインをみても他のブログと特徴的に違うところはありません。これは記事に秘密があるのはいうまでもないでしょう。真似できるかどうかはひとまず置いといてここまで凄い結果を公開する人はそうはいません。
これを参考にブログを始めようといえる勇気は私にはないのです。こんなことも可能と記憶する程度に留めておきましょう。
総論とマネタイズ論
これらのブログを読んで分かったことをまとめます。
量と質
この量というのは文字数や記事数のことではありません。質の高い広告が重要なのです。これは多くのブログを読んできたことでわかりました。ブロガーがおすすめするマネタイズ方法を実践するよりもライティング技術が重要です。ライティングは何も書き方だけには留まりません。どういう風に配置して質を上げるかがポイントです。
検索流入
はてなブックマークには限界があり、安定感はやはり検索流入です。はてブは数日のフィーバーでしかありません。足がかりとしては最高ですが、これに依存してしまうとお金と切り離されたブログになってしまいます。
むしろそれを望む人も多いはずなのでそこは難しいところです。私も日記系ブログが好きな立場なので絶対にこれがいいとは言いません。選択肢のひとつとして覚えて置いてくださると嬉しいです。
汚いと思わせない配置
たまにマネタイズを意識してデザインが無茶苦茶なブログがあります。私はブログが好きなので記事を汚すようなことをしないで欲しいです。質がよい記事が台無しです。
上記のブログは記事を際立てるデザインで成功されている方のほうが多いです。該当するブログの人気記事を読めばわかります。こういう記事が儲かるのだと。
リライトと1万文字
記事のボリュームがいずれも凄まじいのです。10000文字ほどの記事もありました。
長い記事なんて読まない!と思う人もいるかもしれませんが検索者は情報を探しているので1万文字のどれかが欲しいのです。全部が重要なのではなく相手が求めている情報が掲載されているか。文字数が重要視されている理由はここにあります。短くても掲載順が高い記事は求められた情報が的確に示されているのです。
リライトとは情報の付け足し。情報がたくさんあるほど記事に満足する人が増える仕組みです。
以上、ちなみに・・・記事を書く際にツイッターで関連記事の連続ツイートしてフォロワーが3人減りました。
切ない・・・
お疲れさまでした。