米メディア「メール問題でクリントン氏を近く聴取か」
アメリカ大統領選挙に向けて民主党の指名獲得を確実にしているクリントン前国務長官が私用のメールアドレスを公務に使っていた問題で、アメリカメディアは、近くFBI=連邦捜査局がクリントン氏本人の事情聴取を行う見通しだと伝えました。
ことし11月のアメリカ大統領選挙に向けて民主党の指名獲得を確実にしているクリントン氏は、国務長官在任中に私用のメールアドレスを公務に使っていたことが明らかになっています。
これについて、ABCテレビなどアメリカメディアは、1日、FBIが数日中にもクリントン氏本人の聴取を行う見通しだと伝えました。
クリントン氏のメールには機密情報が含まれていたことが分かっていますが、クリントン氏側は「送受信した当時は機密に指定されていなかった」と主張しています。
このため、FBIは、クリントン氏本人の聴取も踏まえ、今月開かれる党大会までに情報の管理に違法性がなかったかどうかなどについて結論を出すものとみられています。
メールの問題を巡っては、共和党の指名獲得を確実にしているトランプ氏が批判を強めていて、仮にクリントン氏が訴追されるような事態に発展すれば選挙戦に大きな影響を与えるだけに、捜査の行方が注目されています。
クリントン氏のメールには機密情報が含まれていたことが分かっていますが、クリントン氏側は「送受信した当時は機密に指定されていなかった」と主張しています。
このため、FBIは、クリントン氏本人の聴取も踏まえ、今月開かれる党大会までに情報の管理に違法性がなかったかどうかなどについて結論を出すものとみられています。
メールの問題を巡っては、共和党の指名獲得を確実にしているトランプ氏が批判を強めていて、仮にクリントン氏が訴追されるような事態に発展すれば選挙戦に大きな影響を与えるだけに、捜査の行方が注目されています。