三泊四日で岩手に帰省して来ました。
出発前夜に原因不明の胃痙攣をおこし、これじゃ美味しいものが食べられない…(T_T)と思いながら、新幹線に乗り込みました。
朝がたに雨がぱらついたそうですが、新幹線が盛岡駅に着いた頃にはすっきりと晴れていました。
私は姉の家に行く前に、大好きな中津川沿いを散策する事にしました。
盛岡の街を循環するバス、でんでんむしに乗って盛岡市役所の近くで降車します。
中ノ橋通りにある、岩手銀行旧中ノ橋支店
東京駅に似ていませんか?
それもそのはず、設計者が同じです。
中津川に沿って、てくてく歩きます。
この風景に、胃痛も忘れるくらい癒されます。
梅雨どきとは思えない、爽やかな風が吹いています。
夕方に咲いているから、ユウスゲ?
いいえ、たぶんノカンゾウ。
昨年ここを訪れたのは9月でしたから、咲いている草花が違っています。
ヒメジョオンが可憐に咲き乱れていました。
深沢紅子野の花美術館は、閉館時間が近かったので入らず、入り口の草花だけ眺めました。
去年「野の花美術館に行って来たよ。」と友人に話すと
「お隣の素敵な雑貨屋も見た?」と言われ…
そういえばお店があったけれど、美術館で満足してしまって素通りしたのをずっと悔やんでいたのです。
その雑貨屋さん。ひめくり
本当に素敵なものばかり置いてありました。
とっても気に入った片口があって、今も忘れられません…
コスモスが、もう咲いています。
上ノ橋を渡り、再び中ノ橋方向に歩きます。
綺麗な花がたくさん咲いてる~と近づいて見ると…
宮沢賢治の歌碑でした。
盛岡では、至る所に賢さんを見つけます。(啄木も)
ほんのびゃこ
夜明けがかった雲のいろ
ちゃんがちゃが馬こ
橋渡てくる 宮沢賢治
「ちゃんがちゃが馬こ」というのは、「チャグチャグ馬コ」の事で、盛岡伝統のお祭りです。
華やかな装束をつけた馬が、滝沢村から盛岡八幡宮までの道のりを行列して歩く時、馬に付けられた鈴がチャグチャグと鳴る事から「チャグチャグ馬コ」と呼ばれています。
私はこのお祭りも、テレビのニュースでしか見た事がありません。
来年は、このお祭りに合わせて帰省しようかな。
カラフルな花が目を惹きます。
ここは、テレビ岩手の前でした。
中ノ橋の欄干にも、色とりどりの花が飾られています。
盛岡城跡公園の花壇です。
こちらの公園の植裁も見事で、ちょうど紫陽花の盛りでしたが、スマホの電池が無くなりそうでしたのであまり撮りませんでした。
陽が落ちる前に、東北本線に乗りました。
姉に駅まで迎えに来て貰うのですが、降りる駅を勘違いしていた私。
スマホの電池がギリギリ間に合って良かったです。