【ヒューマン】
女優としてめざましい成長を遂げる松岡茉優は超多忙だが、「楽しい」と満面の笑み。演技にとどまらないマルチな才能は無限大だ=東京・渋谷【拡大】
「もともとかわいい女の子が好きで、モー娘。は私の中で太陽だったから、本当に幸せでした。これからも勝手に宣伝部長として推していきたい」とノリノリだ。
キレのあるトークと大物相手でも動じない気迫を武器に、バラエティーでも大活躍中。現在、清涼飲料「アクエリアス ウォーター」など約10社のCMや、フジテレビ系「ツギクルもん」の司会、映画「ポケモン・ザ・ムービーXY&Z ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」(16日公開)でアニメ声優に初挑戦するなどマルチに才能を発揮する“万能女優”は、タレントの明石家さんま(60)らが“豪華MCリレー”を務めるフジ系特番「FNS27時間テレビ」(23、24日放送)の司会の1人に抜てきされた。今や飛ぶ鳥を落とす勢いだが、決して満足はしていない。
「いつかナレーションの仕事もしてみたい。番組と番組の間に流れる2、3分のミニ番組とかこだわりがあって好きなので。バラエティーや声の仕事も違った素晴らしさを感じるし、俳優以外から得たものを演技に取り入れたい」と常にアグレッシブだ。
タレントとしても逸材の松岡は、有言実行で大女優の道を突き進む。
松岡 茉優(まつおか・まゆ)
1995(平成7)年2月16日生まれ、21歳。東京都出身。8歳のときに芸能界入りし、2008年のテレビ東京系「おはスタ」で本格デビュー。13年のNHK「あまちゃん」でブレークし、15年にフジテレビ系「She」で連ドラ初主演。代表作はTBS系ドラマ「コウノドリ」、映画「桐島、部活やめるってよ」「ちはやふる 下の句」など多数。14年にフジ系「うつけもん」で初司会を担当するなどバラエティーでも大活躍。趣味は漫画、モーニング娘。のPV鑑賞。1メートル60。