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HLAの場合、父親と母親の遺伝子は、
Aa Aa でなく
AB A’B’ じゃないかな?
この図作成した人、本当に医師なのかな?
(この図を使用してHLAを説明しようとする人は、本当に医師なのかな?)
HLAの遺伝子座のアリルの種類は、それぞれで数十種類ずつあると理解しています。
「AB CD」って書いたほうが良かったでしょうか。夫婦で同一であることは、奇跡でしょうか。
「AB CD」でも保有率とアリル頻度の説明は可能です。それで説明したい人は説明すればよろしいかと。「AB A’B’」よりはましです。しかし、中学・高校レベルで学ぶ遺伝学はメンデル遺伝学ですから、「Aa Aa」のほうがわかりやすいと思います。少なくとも、
>Aa Aa でなく
>AB A’B’ じゃないかな?
>この図作成した人、本当に医師なのかな?
>(この図を使用してHLAを説明しようとする人は、本当に医師なのかな?)
という主張は意味不明です。私は平均的な医師よりかは遺伝学に詳しいのですが、いったい何を葉月さんが問題にしたいのか、わかりません。
葉月さんは、遺伝学について、研究かなにかなされた経験がおありなのでしょうか?
はじめまして。質問がございましてこちらに記入しております。
以前、先生はご自身のブログで
"ガイドライン等では、HPVワクチン接種前にHPVに感染しているかどうか調べることは推奨されていません。"not needed"だけでなく"not recommended"ですので、単に「必要ない」ではなく、「やっちゃダメよ」という意味です。"
と記載されていましたが("not recommended"は「やっちゃダメよ」という意味かしら?とも思いましたが)、抗体の有無をまずは調べた方が良いのではないかと考えます。
理由は、
・抗体があるのに接種は無駄になる(費用の面でも。この費用は公的な予算も含みます)
・抗体があるにもかかわらず、接種したら逆にHPVが増えて癌になったという記事を見た記憶があります。
・(一番個人的な考えですが)抗体検査という需要が高まる。(→そして、必要な人に必要な医療を的確に届けることができる)
ひょっとしてHPVの抗体の有無が分かっても型までは分からないのでしょうか?
また、現在日本のメインの予防接種は注射ですが、経口ワクチン(という方法)に関してはどのよにお考えでしょうか? NATROM先生の御考えをお聞かせください。宜しくお願いいたします。
そもそも、信大の結果のスライドにはなんら間違いはなく、鹿児島大の方は、セミコロンなど明らかな間違いがあってこれは秘書さんが作られたのではないかと思いますが、肝心の部分は頻度が明記されています。
NATROMさんも、遺伝子に詳しくていらっしゃるのにアリルが4種類になっておかしいとおっしゃっていましたが、そのようなうっかりミスをとりあげているように思います。
ご質問の件については、私のブログ( ttp://d.hatena.ne.jp/NATROM/ )のコメント欄で質問していただければお答えできます。
葉月さんへ。
(1)そもそも、保有率とアリル頻度の説明が目的であるから、「Aa Aa」ではいけない理由はありません。むしろ、「AB A’B’」のほうが意味不明(アリルAとアリルA’って、なんか関連があるんですか?)
(2)池田教授は優性のモデルを仮定しています(DPB1*0501を持つ人がHPVワクチン副作用が出やすい)。よって、よしんば「Aa は、野生型と変異型、優勢と劣勢など2つのアリルに関連がある場合」という葉月さんの主張が正しいと仮定しても、「Aa Aa」で問題ありません。
(3)「AB CD」でも意味は通りますが、一般的に「AB」と書かれたら、遺伝子座が2つあることを表します。少なくともHLAについて一遺伝子座の多型を表すのに「AB CD」という表現を見たことありません。多型に富むことを表したければ、「A1A2 A3A4」でしょう。
葉月さんはの主張はかなりユニークですが、遺伝学について、研究をされた経験がおありなのでしょうか?「独立して発現」という意味も良くわかりません。「AB A’B’」「AB CD」で説明されていたほうがむしろ、「遺伝学についてなじみがないのであろうな」と私などは思います。