首相 バングラデシュ首相に日本人の安全確保を要請
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安倍総理大臣は、バングラデシュの飲食店で起きた人質事件を受け、ハシナ首相と電話で会談し、情報の提供に加えて、被害に遭った邦人への支援や在留する邦人の安全確保に万全を期すよう要請しました。これに対し、ハシナ首相は、日本人1人を含む13人を救出したものの犠牲者が出ているとしたうえで、事件の全容解明に全力を挙げる考えを示しました。
安倍総理大臣は、バングラデシュの首都ダッカの飲食店で起きた人質事件を受けて、2日午後1時半すぎからおよそ20分間、総理大臣官邸で、ハシナ首相と電話で会談しました。
この中で、安倍総理大臣は「このような非道な行為はいかなる理由でも許されず、わが国は断固として非難する。連帯を表明し、国際社会と連携してバングラデシュ政府の対応を最大限支援する」と述べました。
そして、安倍総理大臣は、邦人の安否を含めて情報の提供を要請したうえで、「被害に遭った邦人の治療、帰国に最大限の支援をお願いしたい。また、多数の邦人が在留している。引き続き邦人の安全確保に万全を期してほしい」と要請しました。
これに対し、ハシナ首相は「治安部隊の救出作戦は終了した。全体像は現在確認中であるが、13人を救出し、そのうち3人が外国人であり、日本人1人が含まれている。その日本人1人は現在、他の負傷者とともに病院で治療を受けている」と述べました。
また、ハシナ首相は「人命最優先に最大限の努力をしたが、残念ながら犠牲者が生じている。バングラデシュに在住する邦人および外交団などの安全確保に引き続き万全を期す」と述べたうえで、事件の全容解明に全力を挙げる考えを示しました。
会談のあと、萩生田官房副長官は臨時に記者会見し、「先ほど大使館員が直接被害に遭われた日本人の方と病院で面会した。本人は負傷しているが命に別状はないということだ。けがの詳細については把握していないが被弾している」と述べました。
そのうえで、萩生田副長官は、救出された日本人について、JICA=国際協力機構のプロジェクトに参加している企業の男性で、面会した大使館員に対し、「事件発生時には仕事関係の仲間8人で食事をしていた。残りの7人の安否は分からない」と話していることを明らかにしました。
これに関連し、政府高官は記者団に対し、残る7人の日本人の安否について、「厳しい見通しだが、逃げていたり隠れていたりする可能性もあるので、引き続き情報を確認中だ」と述べました。
政府は、残る7人以外にも邦人が事件に巻き込まれていることも懸念されるとして、連絡が取れていない邦人の安否の確認に全力を挙げることにしています。
この中で、安倍総理大臣は「このような非道な行為はいかなる理由でも許されず、わが国は断固として非難する。連帯を表明し、国際社会と連携してバングラデシュ政府の対応を最大限支援する」と述べました。
そして、安倍総理大臣は、邦人の安否を含めて情報の提供を要請したうえで、「被害に遭った邦人の治療、帰国に最大限の支援をお願いしたい。また、多数の邦人が在留している。引き続き邦人の安全確保に万全を期してほしい」と要請しました。
これに対し、ハシナ首相は「治安部隊の救出作戦は終了した。全体像は現在確認中であるが、13人を救出し、そのうち3人が外国人であり、日本人1人が含まれている。その日本人1人は現在、他の負傷者とともに病院で治療を受けている」と述べました。
また、ハシナ首相は「人命最優先に最大限の努力をしたが、残念ながら犠牲者が生じている。バングラデシュに在住する邦人および外交団などの安全確保に引き続き万全を期す」と述べたうえで、事件の全容解明に全力を挙げる考えを示しました。
会談のあと、萩生田官房副長官は臨時に記者会見し、「先ほど大使館員が直接被害に遭われた日本人の方と病院で面会した。本人は負傷しているが命に別状はないということだ。けがの詳細については把握していないが被弾している」と述べました。
そのうえで、萩生田副長官は、救出された日本人について、JICA=国際協力機構のプロジェクトに参加している企業の男性で、面会した大使館員に対し、「事件発生時には仕事関係の仲間8人で食事をしていた。残りの7人の安否は分からない」と話していることを明らかにしました。
これに関連し、政府高官は記者団に対し、残る7人の日本人の安否について、「厳しい見通しだが、逃げていたり隠れていたりする可能性もあるので、引き続き情報を確認中だ」と述べました。
政府は、残る7人以外にも邦人が事件に巻き込まれていることも懸念されるとして、連絡が取れていない邦人の安否の確認に全力を挙げることにしています。