バングラデシュ軍高官 約20人の遺体を発見
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バングラデシュの首都ダッカで1日夜、外国人が集まる地区の飲食店に武装グループが押し入り、客などを人質に取って立てこもっていた事件で、治安部隊が店内に突入し、日本人1人を含む13人を救出し、武装グループ6人を殺害しました。現場でおよそ20人の遺体が見つかり、身元の確認が進められています。
バングラデシュの首都ダッカのグルシャン地区で、1日夜、武装グループが飲食店に押し入り、客や店員などを人質に取って立てこもりました。この際、武装グループとの銃撃戦で警察官2人が死亡し、およそ30人がけがをしたということです。
そして、立てこもりの開始から10時間余りたったあとの日本時間午前11時前、治安部隊や軍の兵士などが店内に突入し、現場では激しい銃撃音や爆発音が聞かれました。
バングラデシュ政府によりますと、この作戦によって、日本人1人を含む13人が救出されたということです。また、武装グループの6人を射殺したほか、1人を拘束し、作戦は終了したということです。
また、日本時間の午後4時半ごろから記者会見したバングラデシュ陸軍の高官は、現場でおよそ20人の遺体を発見したことを明らかにしました。遺体の身元については、現在、調査中だとしています。
JICA=国際協力機構のバングラデシュ事務所によりますと、バングラデシュに派遣されている専門家などの安否の確認を進めていますが、8人と連絡が取れていないということです。
事件が起きた地区は、大使館や外国企業が集まりふだんから多くの外国人が訪れるところで、事件が起きたとき、イスラム教の断食の月=ラマダン中の最後の金曜日の夜で、店は多くの人でにぎわっていたとみられています。
過激派組織IS=イスラミックステートにつながりがある「アマーク通信」は「ISがダッカにある外国人が好むレストランを襲撃した」と伝えましたが、警察は犯行グループについて言及しておらず、詳しいことは分かっていません。
そして、立てこもりの開始から10時間余りたったあとの日本時間午前11時前、治安部隊や軍の兵士などが店内に突入し、現場では激しい銃撃音や爆発音が聞かれました。
バングラデシュ政府によりますと、この作戦によって、日本人1人を含む13人が救出されたということです。また、武装グループの6人を射殺したほか、1人を拘束し、作戦は終了したということです。
また、日本時間の午後4時半ごろから記者会見したバングラデシュ陸軍の高官は、現場でおよそ20人の遺体を発見したことを明らかにしました。遺体の身元については、現在、調査中だとしています。
JICA=国際協力機構のバングラデシュ事務所によりますと、バングラデシュに派遣されている専門家などの安否の確認を進めていますが、8人と連絡が取れていないということです。
事件が起きた地区は、大使館や外国企業が集まりふだんから多くの外国人が訪れるところで、事件が起きたとき、イスラム教の断食の月=ラマダン中の最後の金曜日の夜で、店は多くの人でにぎわっていたとみられています。
過激派組織IS=イスラミックステートにつながりがある「アマーク通信」は「ISがダッカにある外国人が好むレストランを襲撃した」と伝えましたが、警察は犯行グループについて言及しておらず、詳しいことは分かっていません。