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バカンスと投資の両立

富裕層がスイートルームを所有する本当の理由

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(写真=Thinkstock/Getty Images)

都会の喧騒を離れ、癒しを提供してくれるリゾート地。富裕層が滞在するなら、やはり高級リゾートのスイートルームだろうと想像できる。だがその彼らが滞在する客室、「自分所有」のスイートルームかもしれない。

バカンスと投資の一挙両得=ホテルコンド投資

富裕層がスイートルームを持つ時に使っているのが、ホテルコンドという方法だ。

従来、富裕層のスイートルーム保有の形式は、 (1)国内・海外に別荘を自己所有する、(2)リゾート会員権を購入し、事前に予約して物件をタイムシェアする、(3)バカンスの日程に合わせて、普通にリゾートホテルを予約する、などが一般的だった。ところがホテルコンドは、リゾート物件を自己所有し、自分や家族が使わない日は運営会社を通じて貸出し、収益を得るスタイルだ。有名ホテルが運営を担い、自分達のホテルの部屋を売り出し、一部屋ずつの所有権を各オーナーが持つというのが主流である。

投資用として考えるなら、集客力に長けたネームバリューのあるホテルを選ぶことが大切だ。当然のことだが、ネームバリューだけでなく立地もしっかり考えなければならない。一般の不動産投資と同様、空室を少なくすることが収益を安定的に上げるコツだからだ。

当初は新築だけだった物件も、2000年以降は改装された中古物件も販売されるようになり、現在のマーケットが確立された。ハワイは環境保護や開発抑制で、新たな不動産開発が難しい。そのため、中古マーケットは不動産の新たな供給源として歓迎され、特にワイキキでは地元の人々の投資物件としても人気となっている。

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