中村純
2016年7月2日12時21分
参院選の争点だと安倍晋三首相が口にする経済政策「アベノミクス」。雇用が増えた、格差が広がった、と評価は割れるが、埼玉県熊谷市にある食堂の店主が「うまいか、まずいか、まずは食べてみてよ」と差し出すのが「アベノミックスフライ定食」だ。
居酒屋を兼ねた店で注文すると、大きなメンチカツ、アジのフライ、コロッケが盛られた皿が登場した。「アベノミクスって言い出したのはうちの方が先のはず」とニヤリとするのは食堂「チュー勇」の主人、阿部勇夫さん(65)だ。
20年ほど前に現在の場所で店を開いたときからの定番メニューで、最初はミックスフライ定食と呼んでいた。2006年に第1次安倍政権が誕生し、「今が旬だ」と、自身の名前にちなみ「アベノ」を冠した。
12年12月にスタートした第…
残り:387文字/全文:708文字
有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。
お得なシンプルコース980円が登場しました。詳しい内容はこちら
新着ニュース
おすすめコンテンツ
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞社会部
PR比べてお得!