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天然記念物「乳岩渓」でも金具
07月02日 10時04分
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国の天然記念物に指定されている愛知県新城市の「乳岩渓」の中にある「乳岩」と別の岩に、ロッククライミングで使う金具が合計25本打ち込まれていたことが市の調査で分かりました。
新城市の「乳岩渓」は約3キロにわたる渓谷で、この中で最も大きい岩の「乳岩」とともに、昭和9年に国の天然記念物に指定されています。
全国の各地で、国の天然記念物や名勝に、ロッククライミングで使う金具が打ち込まれているのが相次いで見つかっていることから、新城市が1日、「乳岩渓」を調査したところ、高さが数十メートルある「乳岩」の岩肌に4か所に分かれて合計24本の金具が、近くにある別の岩に1本の金具が、それぞれ打ち込まれているのが見つかったということです。
新城市によりますと、金具の多くはかなり古いもので、現在は使われていない可能性があるということです。
新城市は2日、同じく国の天然記念物である「鳳来寺山」でも調査を行う予定です。
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