都知事選 自民党は候補者の一本化できるかが焦点
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東京都知事選挙を巡って、自民党東京都連は増田寛也元総務大臣を擁立したいとしているのに対し、立候補を表明している小池百合子元防衛大臣は、東京都連に推薦願を提出しました。党内からは「分裂して選挙に臨むのは避けるべきだ」という指摘が出ていて、候補者の一本化を図ることができるのかが焦点となります。
今月14日に告示される東京都知事選挙を巡って、自民党東京都連は、立候補を要請していた桜井俊前総務事務次官の擁立を断念し、新たに岩手県知事を務めた経験のある、増田寛也元総務大臣を擁立したいとしています。
増田氏は1日、「打診を受けていないので、なんとも答えづらい。ただ、今やっている仕事の整理があるので、時間がもうほとんどないのではないか」と述べました。
これに対し、すでに立候補を表明している、小池百合子元防衛大臣は1日、東京都連に推薦願を提出しました。
東京都連の会長を務める石原経済再生担当大臣は1日夜、「小池氏は有力な候補の1人だが、手順ががたがたしていて、違和感があるという話もあるのは事実だ。もうしばらく時間をもらって、しかるべき候補を推薦できるようにしたい」と述べました。
党内からは「分裂して選挙に臨むのは避けるべきだ」という指摘が出ていて、都知事選挙の告示まで2週間を切るなかで、候補者の一本化を図ることができるかが焦点となります。
一方、民進党の岡田代表は記者会見で、「わが党としては候補者を擁立して、与党と相乗りすることはない」と述べ、共産党、社民党、生活の党と4党で連携できる候補者の擁立を目指す考えを重ねて示しました。
民進党は2日、東京都連の幹部らが会合を開いて、候補者の擁立に向けた協議をすることにしています。
増田氏は1日、「打診を受けていないので、なんとも答えづらい。ただ、今やっている仕事の整理があるので、時間がもうほとんどないのではないか」と述べました。
これに対し、すでに立候補を表明している、小池百合子元防衛大臣は1日、東京都連に推薦願を提出しました。
東京都連の会長を務める石原経済再生担当大臣は1日夜、「小池氏は有力な候補の1人だが、手順ががたがたしていて、違和感があるという話もあるのは事実だ。もうしばらく時間をもらって、しかるべき候補を推薦できるようにしたい」と述べました。
党内からは「分裂して選挙に臨むのは避けるべきだ」という指摘が出ていて、都知事選挙の告示まで2週間を切るなかで、候補者の一本化を図ることができるかが焦点となります。
一方、民進党の岡田代表は記者会見で、「わが党としては候補者を擁立して、与党と相乗りすることはない」と述べ、共産党、社民党、生活の党と4党で連携できる候補者の擁立を目指す考えを重ねて示しました。
民進党は2日、東京都連の幹部らが会合を開いて、候補者の擁立に向けた協議をすることにしています。