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【芸能・社会】高島礼子、涙の謝罪会見 揺れる心境「まだ妻ですから…」2016年7月1日 紙面から
覚せい剤取締法と大麻取締法違反の疑いで元俳優の高知東生容疑者(本名・大崎丈二、51)が逮捕されたことを受け、妻で女優の高島礼子(51)が30日、京都市内で約20分にわたる謝罪会見を開いた。高知容疑者が薬物を使用していたことについて「全く気付きませんでした」と話す一方、「妻として責任がある」と自分を責め、大粒の涙を流しながら謝罪した。一方、離婚については、「決断をしなければいけないかも」と含みを残した。 ◆自身も尿検査神妙な面持ちで約100人の取材陣が待つ会見場に登場した高島は、夫の薬物騒動について、「本当に申し訳ございませんでした」と謝罪し、5秒間深々と頭を下げた。続けて「私自身も一緒に暮らしていた者として検査を受けておりまして、先ほど事情聴取が終わりました」と報告した。自身も尿検査を受け、数日後に結果が判明することを明かした。 高知容疑者が逮捕されたことについて「本当に冗談かと思うくらい実感がありませんでした。ある意味、疑いもしなかったし、楽しく夫婦生活をしていたつもりなので…」と寝耳に水だったようで、日常生活における夫の様子の変化も「本当に、本当にわかりませんでした」と語った。 高島は現在、京都市内でテレビ朝日系ドラマ「女たちの特捜最前線」の撮影中。長期ロケの最中、夫が薬物で逮捕され、一緒に逮捕された五十川敦子容疑者との不倫も明るみに出た。 ◆夫とは「親友」おしどり夫婦とまで言われたカップル。高島は「変な話、(高知容疑者とは)親友のような気持ちでいて、どちらかというと仲が良いと思っていました」とし、「不倫より、彼女のことより、絶対に手を出してはいけないものに手を出した彼の思いの方が不思議でしょうがない」と厳しい口調で責め立てた。 一方で、夫の薬物使用を見抜けなかった自分に対しても「妻としての責任はあると思っています」とした上で、「彼が深く反省して、どうやってマイナスから更生して人生をやり直していくかを見極めたい」とも話した。 ◆決断必要かも取材陣から「離婚を考えているのか?」と質問をぶつけられると、「それもその中(見極めること)のひとつ」と含みを持たせ、「私が自分を守って下さったり、支えてくださる人たちのためにそういう決断をしないといけないかもしれない。まだ妻ですから、彼をどう支えるか、しっかり考えて大人の判断をしたい」と気丈に語った。 またファンへのメッセージを求められると、高島は「心から…本当に心から」と語ったところで涙が止まらなくなり、何度も目元をぬぐいながら、「たくさんの方が励ましてくださったと思うので、皆さんのためにもしっかりと向き合って乗り越えたいと思います」と表明。最後に退出する際も再度深々と頭を下げた。
◆介護で引退「聞いていない」高知容疑者はパーキンソン病を患う高島の父の介護のため芸能界を引退したと言われていたが、高島は会見で「私は彼から一言も聞いていない。私の認識では、彼にとって介護は当たり前のことで、そのために辞めるのは考えにくい」と否定。高島自身は、高知がビジネスに専念するために芸能活動を退いたと思っていたようだ。 高島の父は横浜市の自宅に住んでおり、高知が頻繁に訪ねるということはなく、実際の介護は複数のヘルパーに任せていた模様。ただし、女優業で忙しい高島に代わり、高知が義父の担当医と話すことはあったという。 【事件概要】 厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部が6月24日、覚せい剤取締法と大麻取締法違反(所持)の疑いで高知東生容疑者と、知人でクラブホステスの五十川敦子容疑者(33)の2人を現行犯逮捕。逮捕容疑は24日午前、横浜市内のラブホテルの一室で覚醒剤と大麻を所持した疑い。 麻薬取締部はホテルの室内から覚醒剤約4グラム、大麻たばこと乾燥大麻計約2グラム、ガラス製の小瓶などを押収。小瓶には焦げ跡があり、2人があぶって吸っていたとみている。 ◆高島礼子 一問一答−高知容疑者の様子に変化はあったか 「怒るときは怒るし、泣くときは泣く。それが(薬物使用の)兆候だったといわれてもわからなかった」 −五十川容疑者とは、面識はあったのか 「10年くらい前に友人の友人として紹介されて会った。1回だけなので、それ以来お付き合いもない」 −五十川容疑者との不倫は認識していたのか 「彼は男も女も関係なく接するから、口うるさくて嫌われるタイプ。逆に(女性から)敬遠されているぐらいと思っていた」 −薬物と不倫という2つの裏切りについて 「あまりにも突然来てしまったので、悲しいとしか言いようがない。ショックというより、今は私自身がやるべきことをしっかりやりたい」 −高島への事情聴取の内容に関して 「今は捜査中です。内容に関してはコメントは控えたい」 −夫にかける言葉は 「自分がどれほどのことをしてしまったのかをしっかり理解して、言えることはちゃんと協力して捜査官に話して反省してほしい」 −夫の逮捕は父に話したか 「内緒にしております。父自身がどれだけ理解できるかの病状ではあるんですが」 −17年間の夫婦生活の中で、かなりひどい仕打ちとなったが 「ある意味、疑いもしなかったし楽しく夫婦生活をしていたつもりなので、実感がわかない」 −高知容疑者の逮捕後、周囲の反応は 「こういうことにあまり触れないようにしていただけることがありがたい。今のドラマに関しては、責任を持って務めていきたい」 ◆高島礼子への対応 テレ東「変わらない」テレビ東京は30日、定例社長会見を開き、夫の高知東生容疑者が逮捕された女優高島礼子への今後の対応について、長田隆編成局長が「今、高島礼子さんで進んでいる番組はありませんが、特にこれまでと何か変わるということもありません」と、事件の影響はないとした。高島は同局の2時間ドラマ「監察医・篠宮葉月 死体は語る」シリーズに主演。2014年8月までに全15作が放送されている。 ◆高橋克典「反省して」俳優の高橋克典(51)が30日、東京・代官山T−SITE GARDENでスバル レヴォーグの「STI Sport」デビュー発表会に出席した。高橋は覚せい剤取締法と大麻取締法違反(所持)で逮捕された元俳優の高知東生容疑者とは、2000年の主演ドラマ「サラリーマン金太郎2」で共演。高橋は「本当に驚いた。あの夫婦とは同い年でシンパシーを感じていたが、私生活はよく分からない」と語った。また、「(俳優を)やめる、(横浜にエステの)店を出すと聞けば、『がんばれ』のつもりで花は贈っていた」と話し、「きっちり反省してほしい。残念ですね、ぼくらの世代がちゃんと生きなきゃいけないのに…」とため息をついていた。 <高島礼子(たかしま・れいこ)> 1964(昭和39)年7月25日生まれ、神奈川県出身。OL、アマチュアレーサー、レースクイーンなどをへて、88〜90年に放送されたテレビ朝日系「暴れん坊将軍III」で女優デビュー。93年「さまよえる脳髄」で映画初主演。主な映画は、「陽炎」「極道の妻たち」シリーズなど。主なドラマは、テレ朝系「女教師」、フジテレビ系「大奥〜第一章〜」など。 96年に高知容疑者と知人の紹介で知り合い、98年10月に結婚を発表。99年2月にハワイの教会で挙式。01年に映画「長崎ぶらぶら節」で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞し、同4月に祝賀を兼ねたパーティーを夫妻で開催。 PR情報
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