蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【プロ野球】タカ、あすにもマジック57点灯 岩崎2年ぶり先発勝利2016年7月1日 紙面から
◇ソフトバンク2−1ロッテソフトバンクが6カード連続勝ち越し。0−1の1回に内川の二塁打で同点に追い付き、3回に内川の2打席連続適時打で決勝点を奪った。今季初先発の岩崎は7回途中1失点で2勝目。ロッテは2連敗で自力Vの可能性が消えた。 ◇ 眼下の敵が遠くにかすんだ。懸命に追いすがる2位ロッテを返り討ちにして8・5ゲーム差。前試合が終盤に5点差をひっくり返すミラクル逆転劇なら、この日はしびれる接戦を制しての直接対決2連勝。試合後の工藤監督は「こういう接戦をものにするとチーム力が上がる。選手が1点の重みを理解して点を取り、守ってくれている」と手応えを口にした。 立役者は調整中のバンデンハークの「代役」で先発した岩崎だった。26日の楽天戦で救援登板してから中3日。「1点を先制されて逆に丁寧にいけたようだった」と指揮官が評したように、10個の内野ゴロを打たせるなど6イニング2/3を3安打1失点。出身の千葉県で中学時代からのライバル・唐川に投げ勝ち、672日ぶりの先発勝利となる今季2勝目だ。 「中継ぎでのいい感覚を先発でも継続できた。最後はバテてしまったけど」。走者2人を残した降板を反省したが、今季16試合登板で防御率0・94。新たなヒーローが次から次に出てくる今季、9年目の26歳右腕が、チームを6カード連続勝ち越しに導いた。 ここまで72試合を戦って勝率7割1分6厘。シーズンの半分を終えて勝率7割超は、南海時代の1965年以来51年ぶりで、早ければ2日に優勝マジック「57」か「58」が点灯だ。 「接戦を勝つのはいいんだけど、救援陣に負担がかかるなあ」。工藤監督のぜいたくな嘆きとは裏腹に、悠々の独り旅が続いていく。 (安枝新〓) ※〓はにんべんに吾 PR情報
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