介護職のモラル(追記)

テーマ:

看護職の方のブログを垣間見た。

家族の承認のもと書いているとあった・・・・人が亡くなった現場で(その後なのかもしれないが)ブログに書いてもいいですか?と尋ねるヘルパー・・・・・・・あまりの衝撃に気が動転し「いいね」をクリックしてしまった。腸が煮えくり返るような心地だった・・・

 

何のために書いているのだろう?全く真意が伝わらないのだ。

心優しい家族とヘルパーの見守る中安らかに息を引き取ることが出来彼女は幸せだったでしょう・・・とでも言いたいのか?

他人の死を利用し美談にすり替えようとしているのか?とても不快であった。

医療の片隅に従事しているのであればそれは避けて通ることはできないだろう。利用者のこちらとしては、死に慣れることなく真摯に個別に対応するプロの態度を期待する。

様々な家庭事情と様々な症状のもとプロの介護を貫くヘルパーさんには敬服し、唯一頼れる他人の存在なのである。万感の信頼関係の元親族の世話を委ねるのだ。ブログネタのためではない・・・・穿っているのかもしれないが、当の家族の承認があろうとなかろうと全くブログで発信する意味を見いだせない。もし私の場合だったらこういうヘルパーは強く抗議したい気持ちである。世の中にはそういう人もいるのだという認識を持ってもらいたい。ヘルパーには医者のような守秘義務はないのだろうか?聖人君子を期待しているわけではないが、愚痴をこぼしたり自慢したい気持ちは仲間内だけの吐露にしてもらいたい。私の自分勝手な意見とは承知しつつもそう願いたい。「いいね」を共有する方々は他人の死に美談を見出しているのだろうか?それぞれに関わった方々だけが心に刻み込めば良いことだと思うのだが・・・

AD