ツイッターは、何百万ものユーザのログイン情報が売られているという報道を受け、アカウントの一部をロックした。
報道によると、「Tessa88」と名乗るロシアのハッカーが、3,200万人分のログイン情報を10ビットコインで売りにかけている、ということだ。
ツイッターはその公式ブログの中で、データが漏れたのは自社のサーバーがハックされた結果ではなかったことが確認できた、と述べている。
一方ツイッターはその3,200万人分のリストを調べたのち、一部のアカウントにロックを掛けたため、ユーザたちはパスワードをリセットすることとなった。
「今回標的とされたアカウントやパスワードは、新たに発生した規約違反か、機器に忍び込みすべてのパスワードを盗み出してしまうマルウェア、またはその両方によって集められたものである可能性があります」とツイッターのセキュリティ担当役員マイケル・コーツ氏は述べている。
今回ハックされたと見られるログイン詳細リストは、セキュリティ会社「Leaked Source」によってシェアされたおかげで明るみに出た。
Leaked Sourceは、今回流出したユーザ情報はデータ盗難専用マルウェアに犯されたPCから盗まれた、と分析している。