住宅ローン フラット35の金利 初の0%台に

住宅ローン フラット35の金利 初の0%台に
長期固定型の住宅ローン、フラット35の金利は、指標となる長期金利が一段と低下したことを受け、最長35年のローンの最も低い金利が年0.93%と過去最低を更新し、初めて0%台となりました。
フラット35は、住宅金融支援機構が民間の金融機関と提携して取り扱っている住宅ローンで、最長で35年間金利が固定されます。
このうち利用者が最も多い、返済期間が21年以上35年以下で、借り入れる額が住宅の購入額の90%以下の場合、今月は最も低い金利が先月より0.17%下がって、年0.93%となりました。金利の引き下げは2か月ぶりです。
この金利は、これまでで最も低かったことし5月の年1.08%を下回り、フラット35が始まった平成15年10月以降で最も低く、初めて0%台となりました。
住宅金融支援機構は、金利を決める指標となる長期金利が、このところ一段と低下したことを反映したものだとしています。