京大病院の施設で火事 一時微量の放射線検知

京大病院の施設で火事 一時微量の放射線検知
1日夕方、京都市の京都大学医学部附属病院の研究施設にある実験室で火事があり、火はまもなく収まりましたが、実験室では低レベルの放射性物質を扱っており、火事のあと、一時、微量の放射線が検知されたということです。警察と消防で火事との関連や出火原因を調べています。
1日午後6時すぎ、京都市左京区の京都大学医学部附属病院で、研究施設が入った建物から火が出て、一時は爆発音を伴って燃え上がりました。消防車20台余りが出て消火活動にあたったところ、火はまもなく収まりましたが、4階建ての建物の1階にある実験室、およそ30平方メートルが焼けました。警察によりますと、けが人はありませんでした。
京都大学や消防などによりますと、火が出た実験室では、低レベルの放射性物質を扱っていて、消防の測定で火事のあと、一時、微量の放射線を検知したということですが、健康に影響がないレベルだったとことです。警察と消防が火事との関連や出火原因を調べています。