田舎でブログを書くようになって、1ヶ月以上が経過しました。このブログを始めたのは東京に住んでいた時からなので、田舎ブロガーになったのはごくごく最近です。
やってみて思うのですが、田舎ブロガーというのは「弱小校で4番を打つ」ような感覚だと思っています。と書くと誤解されそうですが、弱小というのは別に田舎が弱小だというのではなく、「ある程度の実力でも重宝されやすい」という意味です。
実際に田舎で「ブログ書いています」と言うと分かりますが、それだけで面白がられます。珍しがられます。それだけ、他にいない存在なんですよね。
以前ミニマリストのA1さんがこういった記事を書いていました。たしかに、田舎だと宣伝媒体は限られています。特にネットメディアは少ないですね。
ちなみに、十日町市には「さとナビ」というネットメディアがありますが、これを主宰しているのは僕と同じギルドハウス十日町の人間です(偶然ですが)。それ以外にアグレッシブに活動している十日町のネットメディアは「トオカマチ ウェブ」ぐらいでしょうか。個人メディアでは…あるのかな。
とにかく、珍しがられます。僕が他の人に紹介される時は大抵「ブロガーのYoshikiさんです」という風に紹介されますが、ほとんどの人が「珍しい」とか「面白い」と言ってくれます。中には、記事作成のお願いをされる事もありました。
これって、恐らく東京や大阪などの大都市圏だったらなかったリアクションだと思うんですよね。向こうは人も多いから、必然的にブロガーの数も多いでしょう。さらに僕レベル(月17万PV)のブロガーなんてのも、ゴロゴロいるだろうし。
そういう意味では、田舎でブロガーをするというのは弱小校で四番を任されるような存在に似ているのかなと思いました。僕も十日町市に来ていなかったら、ラジオにも呼ばれなかったでしょうし。
さらに「弱小校」と散々書きましたが、田舎はドがつけばつくほどネタの宝庫、つまり「強豪校」になります。例えば、
・奥地に行けば行くほど、山や川などの自然をネタにした記事が書ける
・田舎の方が広大な土地を取得しやすくなるので、大規模なゲストハウスがあったりして、それについて記事が書ける
・新鮮な食物が手に入りやすくなるので、美味しいレストランについて記事が書ける
などなど。ここがあるので本当は記事タイトルに「弱小校」と書きたくなかったのですが、感覚としてはそんな感じだな…。と思い、あえて使ってみました。実態は、強豪校なんですよねーコレが。
都会で書いているブロガーには、ぜひ田舎暮らしをオススメします。