70年ぶりの選挙年齢の引き下げは、国民一体となって先の日本を考える、いいタイミングだと思います。私みたいな中卒の元プロレスラーが、政治ネタでインタビューなんてノコノコ出たくないよ、本当はね。

 でも日本が大きなテーマを抱えた今、伝えたい思いがある。経済をはじめ、将来、いろいろなしわ寄せが若い人の肩にかかってくる。だから、18、19歳には投票所に行ってほしい。

 20代の頃の私は「とりあえず行くか」と何も考えずに投票所に行っていました。でも行かないよりはいい。今の日本は、我々の若い頃のように勢いがなく、各分野が疲弊している。だから若い頃の私のように、ポワッとした気持ちで投票に行ってほしくないんです。

 私が政治に興味を持ったきっかけは憲法改正問題。このままでは我々が生きてきた時代と変わる。3、4年前から、いてもたってもいられなくなった。私なりに注目するジャンルを新聞やテレビ、本などで少しずつ判断材料を積み重ねて54歳で初めて憲法の条文を読みました。

 初めて選挙に臨む18歳には、まず新聞をめくって興味のあるところだけでいいから読んでほしい。スポーツ紙の社会面もいい。地獄耳は面白い(笑い)。

 その上で1度でも憲法、特に前文を読んでほしい。若い世代にも憲法改正が重要なテーマだと分かると思います。その上で投票に行き、選挙結果と、投票した政治家が何をやっているかまで見てください。ゴールの向こうの結果まで知ることが、明日からの人生にかかることだから。(談)