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江戸時代のキャラクター展
07月01日 09時49分
妖怪や動物を人に見立てたキャラクターが描かれた江戸時代の古文書の展示会が、愛知県西尾市で開かれています。
この展示会は、ふだん触れる機会がない古文書に親しんでもらおうと西尾市岩瀬文庫が企画しました。
会場には妖怪や動物を擬人的に描いたキャラクターが登場する絵巻物など、江戸時代の古文書を中心に33点が展示されています。
江戸時代中期の絵巻物「付喪神記」は大掃除の際に捨てられた扇やほうき、それにしゃもじなどの古い道具が妖怪になり、人間に復讐しようと相談している様子がユーモラスに描かれています。
江戸時代初期に描かれたとみられる「小藤太物語」はスズメが主人公です。子どもを亡くしたスズメの夫婦が弔いのために旅に出る物語で、かさをかぶり、着物を着たスズメが写実的なタッチで描かれています。
「江戸 きゃらくたあ図鑑」展は、7月10日まで西尾市岩瀬文庫で開かれています。
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