07月01日 09時49分
6月30日、岐阜県海津市で集団で登校していた小学生らが乗用車に次々とはねられて、あわせて8人がけがをし、現場には目立ったブレーキの痕がなかったことが捜査関係者への取材で分かりました。
車はスピードを出したまま児童らの列に突っ込んだとみられ、警察は入院している男の回復を待って当時の運転の状況を詳しく調べることにしています。
6月30日午前7時半ごろ、海津市海津町の市道で、集団で登校していた小学生らが乗用車に次々とはねられ、3年生から6年生までの男女あわせて8人が頭などに軽いけがをしました。
車はそのまま走り去り、警察は約20分後に200メートルほど離れた市役所の駐車場で車を見つけ、車内にいた60代の男を確保しました。
警察によりますと、男は刃物で自分の腹部を刺していて、治療のため数日間の入院が必要だということです。
事故を目撃した人の話では、車はスピードを出したまま、児童らの列に突っ込み、すぐ近くの交差点を右折して、走り去ったということで、現場を調べたところ、目立ったブレーキの痕がなかったことが捜査関係者への取材で分かりました。
警察は男の回復を待ってひき逃げなどの疑いで逮捕する方針で、当時の運転の状況などについて詳しく調べることにしています。
新着ニュース