天文学 × デザイン――「星の旋律」を聴くプロジェクト

本展で展示中の「ALMA MUSIC BOX: 死にゆく星の旋律」は、史上最大規模の高性能電波望遠鏡「アルマ望遠鏡」の観測データを作品に置き換える、世界初の試みです。天文学の専門家をはじめ、クリエイティブディレクターやサウンドエンジニアらが結集することで実現されたこのプロジェクトは、どのようにして始まったのでしょう? 作品の完成に至るまでの、さまざまな試行錯誤とは? 制作秘話を交えた、プロジェクトメンバーによる貴重なトークをお聞きいただけます。クリスマス前のひととき、広大な宇宙に思いを馳せながら「星が奏でる音」もお楽しみください。
>>「ALMA MUSIC BOX」website


企画展「活動のデザイン展」会場風景/撮影:吉村昌也
日時:
2014年12月6日(土)14:00-15:30
場所:
21_21 DESIGN SIGHT
出演:
平松正顕(国立天文台チリ観測所 助教・教育広報主任)
川村真司(クリエイティブ・ラボPARTYファウンダー、クリエイティブディレクター)
澤井妙治(株式会社Qosmo取締役役員、サウンド アーティスト/クリエーター)
林口砂里((有)エピファニーワークス代表、プロデューサー)
参加費:
無料(ただし、当日の入場券が必要です)
予約受付:
11月26日(水)15:00より本ページにて開始、定員に達し次第終了
定員:
80名

本プログラムは終了しました。

平松正顕 Masaaki Hiramatsu

国立天文台チリ観測所 助教・教育広報主任
1980年、岡山県生まれ。東京大学大学院理学系研究科天文学専攻博士課程を修了。台湾中央研究院天文及天文物理研究所 博士研究員、アルマ地域センターアストロノマーを経て、2011年3月から現職。専門は電波天文学で、太陽のような恒星の誕生の様子を電波望遠鏡を使った観測によって研究している。またチリで運用されている国際プロジェクト「アルマ望遠鏡」の東アジア地区の広報担当として、講演や執筆を精力的に行っている。

川村真司 Masashi Kawamura

クリエイティブ・ラボPARTYファウンダー、クリエイティブディレクター
数々のブランドのグローバルキャンペーンを始め、プロダクト、ミュージックビデオの演出など活動は多岐に渡る。Creativity誌によって「世界のクリエイター50人」やFast Company誌「ビジネス界で最もクリエイティブな100人」に選出。

澤井妙治 Taeji Sawai

株式会社Qosmo取締役役員、サウンド アーティスト/クリエーター
様々な環境下での音の与える効果にフォーカスし、新たな音響インタラクション・デザインの可能性を追求する。Sonar Festival、FUJI ROCK Festival、東京都現代美術館、森美術館などにおいてのライブパフォーマンスやインスタレーション作品、また広告/Web/プロダクトなどの活動域においてはD&AD (Black Pencil)、Cannes Lions、Adfest、One Showなどでサウンドを用いたコンテンツで受賞多数。

林口砂里 Sari Hayashiguchi

(有)エピファニーワークス代表、プロデューサー
留学先のロンドンで現代美術に出会い、アート・プロジェクトに携わる。 その後、ワタリウム美術館、水戸芸術館アートセンター、東京デザインセンター、P3 art and environmentでの勤務を経て、2005年に(有)エピファニーワークスを立ち上げる。現代美術、音楽、デザイン、仏教、科学と幅広い分野をつなげるプロジェクトの企画/プロデュースを手掛けている。現在は、地元の富山県高岡市に拠点を移し、地域振興プロジェクトにも取り組んでいる。

Page Top