6分間読書をすることで、ストレス解消になるそうです。
イギリスの大学の研究チームが研究した結果、読書6分がその中で最もストレス解消になり(ストレス解消率68%)ついで、音楽鑑賞(61%)→コーヒータイム(54%)→散歩(42%)→テレビゲーム(21%)とのことです。
読書でのストレス解消に大切なのは、没頭し現実を忘れることだそうです。
なので没頭できるような興味のあるジャンルの本を読むことが効果が高いとのこと。
また静かな場所や電車の中など集中できる場所で読むのがおすすめだそうです。
ツムツム没頭タイムから、時間を読書没頭タイムへ
読書をするといろいろなメリットがありますが、ストレス解消につながるというのは意外でした。
ゲームの方がストレス解消になっているのかと思っていました。
なので、試験勉強でストレスがたまると、普段あまりやらないディズニーツムツムをしてストレス解消してる気になっていました。
無心になれていいな〜って。
でもなんだか消耗している感じがして、疲れてはいました。
ツムツムをやめて読書をすることにしてみると、たしかに、ストレス解消されてる気がします。
そして本の世界の中に没頭するのは、とっても楽しいです!
そして読んでいる本のはなし
まずは、大好きな『赤毛のアン』を再読しています。
外国人作家さんの日本語訳って、読みづらいものが多いです。
(ヘミングウェイの『誰がために鐘は鳴る』なんて、切実に、誰か早く新しく訳してって思います。)
赤毛のアンは、日本語が本当にすばらしい。
名言がたくさんあります。
冒頭からずっと感動しています。
本の中での昨日のできごと
駅に、男の子の孤児を迎えに行ったマシュウ、待っていたのがマシュウたちの要求していた男の子ではなく、女の子の孤児でびっくり。
(男の子の孤児をもらって教育しながら、畑仕事を手伝ってもらおうと思っていた。)
女の子は、自分を家族として迎えてくれる人ができたと、目をキラキラさせている。
そんな、期待の目を向けられたマシュウ、
「何も言えねえ」
(アニメシリーズから絵をお借りしています。)
どちらにしてもこの子を放置しておくわけにもいかないので、「連れて帰る」一択。
だったら、「うちが欲しいのは、女の子じゃなくて男の子だよ。」宣告するのは妹のマリラに丸投げでいっか。
と、女の子に何も告げず馬車へ案内することに。
「遅くなってわるかったね」
マシュウは、はにかみながら声を出した。
「さあ、おいで。あっちの庭に馬が置いてあるからね。そのかばんをよこしなさい」
家へ向かう道中、女の子は、これからこの人と家族になるんだ、この美しい島に住むんだと信じて疑わない。
嬉しくて夢中でおしゃべりをする。
なんだか、そのおしゃべりを聞くのが楽しくなってきたマシュウ。
自分でも驚いたことに、マシュウは愉快になってきた。「この子のおしゃべりが気に入ったわい」
と思ったのだった。そこでマシュウは例のとおり、はにかみながら、
「ああ、好きなだけ話をしていいよ。わしはかまわないからな」
と答えた。「まあ、うれしいわ。小父さんとあたしが、仲よく気が合っていくってこと、ちゃんと知ってるわ。」
なんとも微笑ましい、しあわせなひとときです。
マシュウたちの家、グリーンゲイブルスに到着。
「木々が眠りながらお話ししているのを、聞いてごらんなさい」
マシュウが抱きおろしてやるとこどもはささやいた。
「きっとすてきな夢を見ているにちがいないわ」
このシーン、マシュウがアンをはじめて抱きおろしてあげる瞬間の気持ちを考えるとキュンとします。
この後、マシュウも妹のマリラも、小さなアンに接していくことで、少しづつ父性と母性が芽生えていきます。
読書へのハードルを、ガクンと下げよう
知らないあいだに、”単純にお話を楽しむ”ということを忘れてしまっていて、本から離れていました。
楽しむだけでいいんだという気軽な気持ちで、6分間好きな本に没頭して、ストレス解消していこうと思います(^ν^)
みなさんも、6分間読書をしてみてはいかがでしょうか。