矢吹孝文
2016年6月30日23時02分
大阪市の臨海部を走るニュートラム・南港ポートタウン線で29日午前、25年ぶりとなる新型の車両「200系」が運行を始めた。車両の正面は「走り回る子ども」をイメージ。ライトや連結部のデザインと配置を工夫し、子どもの笑顔に見えるようにしている。
市交通局の堀真琴車両課長はコスモスクエア駅(住之江区)での出発式で「見ても乗っても楽しい車両。地域の新しい魅力としてご愛顧を」とあいさつ。そのあと、4両編成の青い車両が走り出した。外装は青を含めてピンクや赤など計7色。今年度中に7編成を導入し、全色がそろう。
ニュートラムは高架の軌道をゴムタイヤの車両で走行する交通システムで、1981年に開業。主力は91年から運行する「100A系」だが、2018年度までに全20編成を新型に置き換える予定。(矢吹孝文)
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朝日新聞社会部
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