女性が首など刺され死亡 出頭の男を逮捕 浜松

女性が首など刺され死亡 出頭の男を逮捕 浜松
k10010579031_201607010435_201607010436.mp4
30日夜、静岡県浜松市で、女性が首などを刃物で刺されて死亡し、警察は、交番に出頭してきた42歳の男を殺人の疑いで逮捕しました。男は「罰を与えようと思った」などと供述しているということで、警察が2人の関係やいきさつを調べています。
30日午後10時20分ごろ、静岡県浜松市東区小池町の路上で、「女性が首や胸を刺されて歩道に倒れている」と警察に通報がありました。女性は病院に運ばれましたが死亡し、警察は、およそ30分後、現場から3キロほど離れた浜松市内の交番に男が「人を刺した」と言って出頭してきたことから、事件に関わっているとみて事情を聞いていました。

警察によりますと、男は、浜松市中区曳馬の職業不詳、松坂健一容疑者(42)で、女性を刺したと認めたことなどから、警察は1日未明、殺人の疑いで逮捕しました。
調べに対し、「殺すつもりはなかった。罰を与えようと思った」などと供述しているということです。警察は、死亡したのは浜松市内に住む40代の女性とみて確認するとともに、2人の関係やいきさつを調べています。

現場は、遠州鉄道のさぎの宮駅から南東に200メートルほど離れた田畑が多い場所で、街灯が少なく、夜は暗いということです。

男が出頭した交番の近くに住む30代の男性は「パトカーのサイレンが聞こえたので、交番に行ってみると、男が5、6人の警察官に取り押さえられていた」と話していました。また、50代の男性は「男はあぐらをかいて、訳の分からないことばをわめいていた。こんな事件が起きて、本当にびっくりしています」と話していました。