「肩こりがひどすぎて呼吸がしにくい」「むくみがひどくてゾウ足に……」その疲れ、立派な赤信号ですよ! 体の疲れは血行不良や自律神経の乱れ、さらには免疫力低下にもつながる体のSOS。帰宅後は「とにかく何もしたくない」という気持ちもわかりますが、睡眠だけでは取りきれない蓄積疲れは、寝る前にほぐしておくことが肝心です。
そこで今回は、美容ライターとして活動する筆者が、翌朝体が軽くなる簡単リカバー術を4つご紹介します。
■1:“浅くなった呼吸を改善”するストレッチ
肩こりやデスクワークなどで胸骨や胸周りの筋肉が凝り固まると、呼吸がしにくくなり、免疫力の低下にもつながりかねません。一日の終わりにしっかりと改善しましょう。
まず、あぐらをかいて座ります。後ろで腕を組み、背中を丸めたら口から息を吐き切りましょう(トップ画像1を参照)。次に、腕を組んだまま、肩甲骨をくっつけるように胸を開きます。頭を後ろに倒したら、肺を思いっきりストレッチするように、鼻から息を吸いましょう(トップ画像2を参照)。画像1、2の呼吸法をゆっくり三回繰り返します。
固くなった胸骨を開き、深呼吸をすることで、体全体に酸素が行き届きます。
■2:小顔効果もある“耳たぶストレッチ”
耳にはツボやリンパがたくさんあります。耳を引っ張ることでリンパを流し、首や肩の凝りをスッキリさせましょう。寝る前に限らず、1日何回でもOKです。
(1)耳を引っ張る
まず、耳のてっぺんをつかみ、5回引っ張ります。続いて、耳の真ん中と耳たぶもそれぞれ5回引っ張りましょう(上画像1の赤い印が目安)。上方向、外側、下方向にしっかりと引っ張り、血行を良くしましょう。
(2)顔を左右上下にゆっくり動かす
次に、耳たぶを片手で持ったまま、顔を左右上下に何回か動かします(上画像2を参照)。この時、耳たぶは同じ位置をキープし、顔の方向についていかないようにしてください。リンパの流れが良くなるため、小顔効果もあります。
1も2も、思ったより強めに引っ張ってOK。イタ気持ちいい具合に調整しましょう。片方が終わったら反対側も行ってください。
■3:イタ気持ちいい“足裏ストレッチ”
足裏を伸ばして血行を良くし、むくみを改善しましょう。
上画像1のように片方の足を前に出し、三角形をつくります。前に出している方の爪先を上げ、足裏を伸ばしてください。次に、上画像2のように後ろの膝を曲げます。前に出している足の裏側が伸びているか意識してください。前にある脚の膝は曲がらないように注意をしましょう。
膝裏から太ももを伸ばすことによってリンパが刺激され、血行も良くなります。片足をしっかり伸ばしたら、反対側も同じように行いましょう。
■4:全身が伸びる開脚ストレッチ
全身をストレッチすることで体をほぐしていきます。体を伸ばしながら深呼吸をすると免疫力UPにもつながりますよ。
まず、足を痛めない程度にできるだけ開脚をします。次に、片方の腕を足の前に置き、もう片方の腕をまっすぐ伸ばしましょう。そのまま伸ばしている腕を後ろに下げるように上半身を反っていきます(前で支えている手が浮かないように注意)。
後ろに反った姿勢のまま、大きく胸を膨らませるように3回深呼吸をしましょう。足の裏側も上半身もしっかり伸ばすことができ、血行促進効果や呼吸改善にもつながります。腕の位置を替え、反対側も同じように行ってください。
以上、体が軽くなるワザを4つご紹介しました。一日の疲れをその日のうちにとることは、むくみや脚痩せ効果にもつながります。体の疲れを積み重ねないように寝る前にリカバーしましょう。
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