公的年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は4日、2013年度の運用成績を発表した。運用益は10兆2207億円と、12年度(11兆2222億円)から減少したものの、2年連続で10兆円を超えた。円安に加え、世界的な株式相場の上昇で国内外の株式評価額の増加が寄与した。
GPIFは債券や株式に分散投資している。全資産の運用利回りはプラス8.64%(12年度は10.23%)だった。運用益の内訳をみると、外国株式が最も多い4兆7387億円。国内株式が3兆1855億円、外国債券が1兆7777億円、国内債券が3653億円となった。
一方、2014年1~3月期でみると、1兆15億円の運用損失となった。内訳では国内株式で1兆5498億円、外国株式で216億円の損失となる一方、国内債券で4615億円、外国債券で732億円の運用益となった。今年に入り、円安進行が一服し、国内の株式相場が調整色を強めたことが影響したようだ。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕