共産 藤野氏 政策委員長を辞任
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共産党の藤野政策委員長は、28日夜、党本部で記者会見し、先のNHKの番組で、防衛費について「人を殺すための予算」と発言したことへの責任をとりたいとして、政策委員長を辞任したことを明らかにしました。
今月26日に放送されたNHKの参議院選挙特集で、共産党の藤野政策委員長は、今年度の防衛費について、「軍事費は戦後初めて5兆円を超えたが、人を殺すための予算ではなく、人を支えて育てる予算を優先していくべきだ」と発言し、その後、発言を取り消しましたが、自民党などから「不適切な発言だ」として批判が出されていました。
藤野氏は、28日夜、党本部で記者会見し、この発言について、「多くの方々から厳しい批判を受けた。党の方針と異なる誤った発言で、自衛隊の方々を傷つけることにもなった。深く反省し、心からおわびします。また、参議院選挙をともに戦っている野党共闘の関係者や党の支持者などにも大変なご迷惑をかけた」と述べました。そのうえで、藤野氏は「撤回したが、党の方針と異なる発言をしたのは政策委員会の責任者として極めて重大だ。責任をとって職を辞したい」と述べ、28日午前、志位委員長に辞意を伝え、党の常任幹部会で了承されたことを明らかにしました。
また、同席した小池書記局長は、当面、政策委員長を兼務するとしたうえで、記者団から参議院選挙への影響を問われたのに対し、「そのような影響もあるので、われわれとしては、誠心誠意、野党共闘の前進のために力を尽くしたい」と述べました。
藤野氏は、28日夜、党本部で記者会見し、この発言について、「多くの方々から厳しい批判を受けた。党の方針と異なる誤った発言で、自衛隊の方々を傷つけることにもなった。深く反省し、心からおわびします。また、参議院選挙をともに戦っている野党共闘の関係者や党の支持者などにも大変なご迷惑をかけた」と述べました。そのうえで、藤野氏は「撤回したが、党の方針と異なる発言をしたのは政策委員会の責任者として極めて重大だ。責任をとって職を辞したい」と述べ、28日午前、志位委員長に辞意を伝え、党の常任幹部会で了承されたことを明らかにしました。
また、同席した小池書記局長は、当面、政策委員長を兼務するとしたうえで、記者団から参議院選挙への影響を問われたのに対し、「そのような影響もあるので、われわれとしては、誠心誠意、野党共闘の前進のために力を尽くしたい」と述べました。