「夜に爪を切る」の迷信は都市伝説じゃなかった!?
「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」という言葉を聞いたことありますよね。
さまざまな説があって迷信!?とも言われていますが、はじめて聞いたのは、たぶん小さい時ではないですか?
その言葉を知っているからこそ、お風呂あがりの爪が1番やわらかくて、切りやすいのに、「夜以外にいつ切る時間があるのだ?」と考えてしまうことがあります。
この「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」以外にも夜にまつわる迷信!?は、色いろありますよね。
たとえば「夜中に火遊びをするとおねしょする」というのも良く親から言われました^^;
さて、今回は「夜に爪を切る」良くないとされている理由から迷信!?についても探ってみたいと思います。
「親の死に目に会えない」という言葉ですが、どうも多くの人は間違えて意味を理解してそうですよ。
悪いことをした時などに、「そんなことをしてたら親の死に目に会えないぞ!」と言われたことがあると思いますが、管理人の場合は「大丈夫!タクシーでぶっ飛ばして行くから!」と冗談を言い返していた記憶があるのですが、これはもしかしたら大きな間違いなのかもしれません^^;
それでは、「夜に爪を切る」=良くないと言われる今回の主役の【爪】から少しお話をはじめます。
この記事の目次
爪について少し役立つお話し
ほんの少し爪についてお伝えしますよ^^
今回主役の爪ですが、骨ではないですよ。
爪の正体は、角質です!
だから、タンパク質の固まりです。
爪は硬くなっていくもの?
子供のころの爪は、もっとやわらかかったと思うのですが、大人になるとお風呂あがりに爪を切らないと、結構な硬さですよね。
これは、カルシウム不足とは関係なくて、同じタンパク質の固まりでできている髪の毛と一緒のことが起きます。
弾力性のある硬さの方は、まだ若々しいと思ってもらっていいと思いますよ。
赤ちゃんの爪はとてもやわらかくて、成長すると弾力性のある硬い爪になっていきます。
そして、もっと年齢を重ねていくと、爪の弾力性はなくなってきてさらに硬くなっていくようですよ。
1番速く伸びる指はどの指ですか?
たぶん親指が1番速く伸びますよね。
その次が人差し指、中指という順番じゃないかな?
あまり気にしたことないので知りませんでしたが、この順番に伸びているようです^^;
爪切りをおこたっていると、薬指と小指が長く伸びていると思うことはありますが…
これは、1日に爪は0.1ミリぐらい伸びるようですが、親指、人差し指、中指の3本はよく使って摩擦で削れるけど、薬指、小指は3本に比べると摩擦を受けるのが少ないのでしょうね。
ところで、小指の爪だけ伸ばしているおじさん、特に50代以上に多いのですが、なぜ、小指の爪だけ伸ばしているか知ってますか?
小指の爪を伸ばすおじさんが多い理由Best3
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鼻くそや耳くそをほじりやすい^^;
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ペーパーナイフの代わりになって便利^^
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来る決闘にそなえて伸ばしている(ネコか(+_+))
小指の爪を伸ばす男性は女性から見て、不潔!とかイメージが良くないですが、日本だけでなく海外でも多いようです。
伸ばしている人の方が高学歴で、お金が貯まる傾向にあるらしいですが、本当でしょうかね^^;
「夜に爪を切る」良くないと言われる理由
夜に爪を切ると良くないと言うのは、理由はともあれ1度は注意されたり、言われたことがあるのではないでしょうか?
迷信や都市伝説とも言われていますが、管理人はそうは思いません。
昔は学校もないし、テレビもましてやインターネットもありません。
五感や、経験から出来た言葉で、現在も「本当だ!核心をついている」と言う言葉って多いと思います。
たとえばね、「嘘をつくと閻魔大王に舌を抜かれる」・・・嘘は昔も今もダメですよね。
「嘘つきはどろぼうのはじまり」とも言うかな。
「バカは風邪をひかない」
バカは良い意味で鈍感で、ストレスをためませんよね。
ストレスは医学的にも風邪をひきやすいと言われています。
ちなみに、管理人はよく風邪をひきます
∵ゞ(>д<)ハックシュン!
それでは夜に爪を切るとダメと言われる迷信!?の根拠を見てみましょう。
迷信の多くは江戸時代(もっと前もある)からテレビもインターネットもないのに、親から子へ、そしてまた、その子へとだいだい伝えられてきてます。
だから、代表的なものをご紹介するので、ぜひ、しっくりするものがあったらかみ砕いて伝えていって欲しいと思います。
ただ、注意が必要です。
おばあちゃんの知恵袋のように伝え続けられている言葉には、時代背景の急激な発達によって無理が生じることがあります。
ですから、時代背景を説明しないと、管理人のように年齢とともに性格が少し曲がってくると、「そんなことをしてたら親の死に目に会えないぞ!」と言われると、「大丈夫!タクシーでぶっ飛ばして行くから!」と冗談を言い返される恐れがあります^^;
「夜に爪を切る」良くないと言われる理由の時代背景
夜でも今は電気があるので、部屋の中も明るいのが当たり前ですが、昔は真っ暗でした。
- 今でこそどこの家にも1つや2つの爪切りやハサミがあると思いますが、昔は小刀で爪を切っていました。
その結果、真っ暗な部屋の中で間違って手を切ってしまうこともあったようです。
医学や薬も発展していないので、それが原因で死んでしまうことも実際にあったらしい^^;
親より先に子供が先に夜に爪を切ったことで死んでしまったので「夜に爪を切ると親の死に目にあえない」と言われているようです。 - 昔は電球はないですが、囲炉裏(いろり)が明かりの代わりもしていました。
そこで爪を切ると、切った爪が囲炉裏の火に入って異臭を放ちました。
その異臭は人を火葬した時と臭いが似ていました。
【夜に爪を切る】⇒【夜爪(よつめ)】・・・【世詰め】
世詰めは徹夜しなければならないことで、つまり、お葬式です。
寿命を詰めるので寿命が縮まると語呂合わせされたようです。
人の火葬した臭いと世詰めから死を呼んでしまい、寿命が短くなると連想され、その結果、早死してしまい、「夜に爪を切ると親の死に目にあえない」と言われているようです。
【親の死に目にあえない説】
【世詰め説】
ご紹介した2つが、代表的な「夜に爪を切ると親の死に目にあえない」という言葉の説です。
昔も今もそうですが、「親の死に目に会えない」ということは、最大の親不孝とも言われるように、とても罪深いことですよね。
【親の死に目にあえない説】と【世詰め説】に共通するのは、どちらも最大の親不孝が起きる原因は、【夜に爪を切る】です。
夜に爪を切るなんて、トンデモナイ!
そんなことは絶対してはイケナイ!
こうして見てみると、「夜に爪を切る」の迷信はあながち都市伝説じゃないと思いませんか?
おばあちゃんの知恵袋のように、親の気持ちの核心をついている言葉で、迷信や都市伝説だと思わない管理人の気持ちを理解してもらえると嬉しいです^^
まとめ
他にも色いろな説がありましたよ。
たとえば、幽霊を夜に爪を切ると刺激するとか、妖怪や魔物が活動する夜の時間に、魔よけの刃物を自分の体に向けることで、悪霊が取り付くとか^^;
悪いことをした時などに、「そんなことをしてたら親の死に目に会えないぞ!」と言われて、「大丈夫!タクシーでぶっ飛ばして行くから!」と冗談で言い返していた管理人ですが、よく考えると「そんなことしてたら」の【してたら】で勘違いをしていたようで、親より先に子供が先に命を落とすことが最大の親不孝なことに気づきました。
で、夜に爪を切るのことで現在も「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」のかと言うと、時代が変わったので違うと思いますね^^;
ただ、だいだい受け継がれてきた親心を伝えていって欲しいなぁと思い、今回ご紹介させてもらいました^^
チャンチャン^^
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