講師紹介
勝田 吉彰
勝田 吉彰(かつだ よしあき)
関西福祉大学教授/渡航医学専門医療職/精神保健指定医
すそ野が急拡大する企業の海外進出。長年、新興国や途上国を含めた海外医療で培ったスキルで、御社の海外進出に役立つ実用情報をお伝えします。また、急速に広まるエボラ出血熱等、感染症のキホン、職場で身をまもるキホンに関してもお話可能です。

【略歴】
かつだ・よしあき。1961年生まれ。
ドクトル外交官(外務省医務官)としてアジア・アフリカを含め世界24か国で業務を経験し、健康マネジメントの任務にあたる。北京では2003年のSARS流行渦中で現地日本人社会のリスクコミュニケーションにあたった。医療衛生水準のさまざまな新興国・途上国における健康・メンタル支援の経験が豊富で、企業の海外進出にあたり頼りがいのあるアドバイザーとなる。現在は大学教授として教育・研究にあたるかたわら、東証一部上場企業と独立行政法人の産業医もつとめ、企業の健康管理も熟知している。

1986年 医師免許取得後、大学病院・市中病院で臨床医。
1991年 英オックスフォード大学留学
1994年 外務省入省
      在スーダン・フランス・セネガル・中国の各日本国大使館に在勤。
      その間、20か国に出張業務(赴任国とあわせ24か国で業務経験)
2006年 近畿福祉大学(現 神戸医療福祉大学)教授
2012年 関西福祉大学 教授
      現在に至る。
 

 【ブログ】
新型インフルエンザ・ウォッチング日記
http://blog.goo.ne.jp/tabibito12


【メディア出演・執筆・取材実績】
1.海外赴任・在住のメンタルヘルス・渡航医学全般
 実績:毎日新聞・産経新聞・グローバル経営・J-cast
2.エボラ熱(EVD)など感染症から身の守り方
実績:ミヤネ屋・あさパラ・ウェークアップ!ぷらす・ten(読売TV)、ZIP・バンキシャ(日本テレビ)、ワイドナショー・ノンストップ!・ニュースな晩餐会(フジテレビ)、いっぷく・サンデージャポン(TBS)、ワイドスクランブル(テレビ朝日)、 未来授業・TIMELINE(東京FM)、荻上チキSession-21・デイキャッチ!(TBSラジオ)、JAM THE WORLD(J-Wave)、辛坊治郎ズームそこまで言うか(ニッポン放送)、MORNIG JAM(FM福岡)、朝日新聞、神戸新聞、日経メディカル、夕刊フジ、J-cast
3.新型・鳥インフルエンザ、MERSの最新動向と対策
 実績:朝日新聞・毎日新聞・読売新聞・神戸新聞・山陽新聞・共同通信・日経メディカル・週刊ポスト・アサヒ芸能・ちちんぷいぷい(MBS)・ニュースウォッチ9(NHK)・とくダネ(フジテレビ)・J-cast
4.NIE新聞を用いた教育法
 実績:読売新聞・神戸新聞・山陽新聞・中日新聞
5.震災・災害とメンタル
 実績:毎日新聞・産経新聞・TVTVTVたかじんのそこまでやって委員会

 

【資格】
医師免許・日本渡航医学会認定医療職・多文化間精神医学会アドバイザー・精神保健指定医・日本精神神経学会専門医・日本心身医学会専門医・日本医師会認定産業医
 

【著書】
『ドクトル外交官 世界を診る』(星和書店)
『ドクトル外交官 スーダン見聞録』(世界の動き社)
『不安ときどき認知療法 のち心は晴れ』(星和書店)
『心に傷をうけた人の心のケア』(保健同人社)

 

講演テーマ

  • 海外赴任者のヘルスマネジメント(海外渡航にともなう感染症・メンタル・予防接種・海外医療事情など)
  • 海外勤務者・駐在員のメンタルヘルス(国境を越えた移動にともなうメンタル問題)
  • 職場のメンタルヘルス(管理職研修・一般社員研修)
  • メンタル不調の見つけ方 〜東芝うつ事件判決をうけて〜

【講演概要例】
▼海外進出で失敗しない! グローバル時代のヘルスマネジメント ~ドクトル外交官が伝える海外勤務者の送り方~
海外勤務者を取り巻く環境は、デング熱・マラリアなど熱帯病からメンタルまで幅広いリスク要因に囲まれ、非常時には途上国の医療機関の選び方から日本への緊急移送まで、その知識の有無が生死を分けるといっても過言ではありません。大企業から中小零細企業まで、海外進出のすそ野の拡大にともない、海外に住む日本人数は125万人にまで達した今、会社の屋台骨を支える駐在員のヘルスマネジメントは会社の業績を直接左右します。

このテーマでは、海外駐在、とくに新興国・途上国への進出を重点に、感染症やメンタルのリスク要因を紹介し、その予防として海外勤務者および会社がすべき事を分かりやすく解説します。さらに、新興国・途上国で病気にかかったり事故にあったりしたとき、現地医療資源の利用のしかたや医療先進地への移送など安全配慮義務を果たす上でも必須なノウハウをあわせて紹介、進出先にあわせた情報収集の方法までマスターしていただきます。

 

▼ミャンマー進出のへルスリスクと対策 ~いまホットな国の注意点~
いま世界中の企業から熱いまなざしが注がれるミャンマー。日本企業の進出決定のニュースも連日報じられるなか、ミャンマーに駐在員を送る動きがますます盛んになります。ビジネスの有望性ばかりが報じられるなか、現地ではさまざまなリスクやメンタルヘルス阻害要因があります。デング熱・狂犬病・消化器感染症・インフラ不備・法令不備や現地人気質を知らないことからくるストレス要因など、ビジネス直接阻害要因になるものも多く、それらにしっかり備えることが成功へのカギです。本講演ではミャンマーに焦点を絞ってヘルスリスクとその予防、万一の対処法についてお話します。

 

▼新型インフルエンザやMERSでパニックにならないために ~新しい感染症の最新動向と対策~
新型インフルエンザ・鳥インフルエンザ・MERS・SARS。メディアの大見出しを飾った新しい感染症です。パンデミック(大流行)が起こると、流言が流れ誤った情報からパニックが発生し、ビジネスでも大きくパフォーマンスの低下を招きます。2003年SARS流行渦中の北京でドクトル外交官(外務省医務官)として日本人社会へのリスクコミュニケーションにあたり、2009年H1N1型インフルエンザ流行では厚労省新型インフルエンザ対策総括会議の一員を務めた演者が、正確な最新知識とともに御社の対策にお役立てるお話をさせていただきます。

 

▼職場のメンタルマネジメント ~管理職になったら身に着けるキホン~
職場のメンタル問題は、業種・規模をとわず、どこでも遭遇するものです。メンタル不調が発生したとき、芽のうちに早く見つけて適切に対応できるのか、労災や自殺のような深刻な事態に至ってしまうのか。会社の業績まで左右してしまいます。これは管理職のアンテナにかかっているといっても過言ではありません。
この講演では、メンタル不調のサインを早くキャッチできるよう、診察室で精神科医が見ている「プロの目のつけどころ」をわかりやすくお伝えします。あわせて問いかけ方、専門職へのつなぎ方を含めてマスターしていただきます。
さらに、職場のメンタルへルスの仕組みやルールについて、労働安全衛生法・過重労働対策・復職支援プログラムについての知識をお伝えします。

 

▼メンタル不調の見つけ方 〜東芝うつ事件判決をうけて〜
2014年、東芝うつ事件の最高裁判決をうけて、メンタルヘルス不調は社員の自己申告を待っていてはNG、積極的に関与することが求められるようになりました。では、社員のメンタル不調はどうキャッチすれば良いのか・・・現役の教授がプロの技をお伝えします。表情・行動・話しぶりから所見のとり方、主なメンタル疾患の症状から自殺のサインまで、診察室のテクとともに、専門医療機関のさがし方、橋渡しのコツまでわかりやすく解説します。

 

【講演実績】
姫路市(市民フォーラム)・神戸新聞懇話会・三井住友海上・東京海上日動・(独)理化学研究所・(独)労働者健康福祉機構・労働基準協会(岡山・玉野・津 山)・商工会議所(京都・南丹・福岡)・医師会(岡山県)・海外法人医療基金・海外勤務者の健康管理を考える会・ロータリークラブ(岡山・赤穂)・関西生 産性本部・横河ORC・日中経済貿易センター・花王・三菱電機エンジニアリング・岡山県警・福崎町(もちの木セミナー)・神戸研究学園都市公開セミナー・ 鳥取医療センター・西宮市教育委員会・朝来市職員研修・船員災害防止協会・グラクソ・感染症対策コンソーシアム・ぼちぼちの会・その他(順不同)

著書・記事

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