こんにちは。
参議院議員選挙も始まったため
このブログでも記事を書くことで地味ながらも
「選挙啓発キャンペーン」でもやろうかなぁってことで
選挙とサブカルに絡む話題を当分は増やそうかと
思っています。
んでもって本日は、このサイトについて
コレ、なにかっていいますと
日本の各地で行われる
同人誌即売会の主催者たちで
互いに交流を図る中での
積極的な情報交換、連携などを通じて
よりよい
同人誌イベントの運営について
模索をすることを目的に
発足させた全国同人誌即売会連絡会が
このほど立ち上げた選挙啓発サイト
なのだそうな。
18歳から選挙権を手にできるように
なった現在
若い世代にも選挙への関心も
持ってもらうことは重要課題。
このサイトによると、
この連絡会の参加団体の主催する
同人誌即売会等の参加者数は、
年間のべ160万人超。
連絡会に加盟していない主催者による
イベントも含めると、その数は年間で
のべ200万人にもなるとのこと。
その統計が事実だったら票田としては
それなりに大きいとも思います。
ただ、その大きな票田を前に
「選挙に行こう!」だけでいいのか?
同サイトでは文頭にこうあります。
東京都青少年育成条例や、
児童ポルノ禁止法の改定、
私たちの同人誌の世界も、様々な
局面で政治の波を受けてきました。
そういった波をうけているからこそ
「選挙行こう!」の訴えなのに
このサイトは、特定の政党や会派、
候補者への投票を促すためのものではありません。
という文章で締めています。これって
ある意味で
すごく無責任なんじゃないのかと。
文章を見ればこの連絡会は
東京都の青少年育成条例ほか
児童ポルノ禁止法の改定、
反対なのは明白。
だったらその政策を進めている政党は
どこかを明言して
「その政党に投票するのはやめよう」と
堂々と訴えりゃいい。
はっきりいうと、この上記3政策を
進めているのは自民党なんだけど。
ましてや自民はテメーらの都合が
いい憲法改正を行うため
サブカルを使って啓蒙に勤しんで
いるときたもんだ。
この漫画のひどさはまた
あらためてネタにするけど
権力が積極的にサブカルを利用して
いるのに対して
「特定の政党や候補者に投票を促す
ものではありません」とか
ぬるいことをいっていたら、
マジで取り返しつかなくなるよ?
物事をはっきり明言するっていうことは
ヘタをすると自分がケガをしかねない
本当にリスクの高い行為なので勇気もいる。
だけど表現っていう行為は
本来そういうもんなんだとも僕は思います。
そういや20年ほど前、出版という
行為について
対談した際
自主規制について小林の
編集者も会社員だから、
生活のために守りに入る気持ちも
わからなくないという発言に鈴木が
「だったら出版なんかやるべきじゃな
い!!」と語っていたのを
今、ふと思い出しました。
僕自身右でも左でもないけども
思ったことはきっぱり言ってやるって
いうのがこのブログのポリシーなので、
こういうテーマを扱う時は
いつも炎上上等で記事を書いてます。
読者少ないマイナーブログっていいぞ!
思ったことを好き勝手書けて。
「表現の自由」の守り方 [ 山田太郎 ] |
※そういや漫画原作者兼評論家の
大塚英志は著書の中で
「表現の自由は誰かに奪われるのでは
なくて、周囲の圧力というものを
やたら恐れて声を出さない結果、
損なうものなのだ」という
意味合いのことを言ってたっけな。