2016年6月29日18時34分
遮光のため窓に取りつけるブラインドやスクリーンに付属するひもで子どもが窒息する事故が相次いでいるとして、消費者庁は29日、注意喚起を出した。ひもがない製品に替えたり、子どもの手が届かないようクリップで留めたりすることなどを求めている。
事故が相次いでいるのは、ブラインドを上げ下げするのに用いるひもやカーテンの留め具。子どもが誤って首にまきつけ転倒すると、窒息や酸素欠乏による神経障害が起き、15秒以内に気絶し、2~3分で死亡する可能性がある。
国内では2007年から13年までの7年間で少なくとも同種の事故が10件発生し、うち0~4歳児3人が死亡。経済協力開発機構(OECD)のまとめでは、海外では1996年以降、アメリカの184人を筆頭に14カ国で計266人の死亡が確認されている。
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