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 在日中国大使館の薛剣・公使参事官が29日、定例会見を開いた。偶発的な衝突を避けるため防衛当局間が直接やりとりする「海空連絡メカニズム」について、「南シナ海問題で(日本が)根拠のない攻撃を繰り広げていることが悪影響を与えている」と述べ、運用開始のメドが立たないのは日本側に責任があるとの認識を示した。

 薛氏は「交渉が再開できる雰囲気作りが大切だ。日本側の積極的な返答を期待する」とも述べた。同メカニズムの早期運用については、昨年11月、ソウルで行われた日中首脳会談で双方が努力することで一致している。

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