4人に1人が65歳以上の高齢者に 去年の国勢調査
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去年行った国勢調査の速報値によりますと、日本の人口に占める65歳以上の割合は26.7%と、調査開始以来初めて25%を上回り、4人に1人が高齢者となったことが分かりました。
総務省は、去年行った国勢調査の速報値のデータから、全世帯のおよそ1%を抽出して年齢別の人口などを推計し、その結果を公表しました。
それによりますと、日本の65歳以上の人口は3342万2000人で、人口に占める割合は26.7%でした。これは、前回・平成22年の国勢調査に比べ3.7ポイント高く、大正9年の調査開始以来初めて25%を上回り、4人に1人が高齢者となったことが分かりました。
都道府県別にみると、最も割合が高いのは、秋田県の33.5%で、3人に1人が高齢者となっていて、次いで高知県の32.9%、島根県の32.6%などとなっています。一方、最も割合が低いのは、沖縄県の19.7%、次いで東京都の22.9%、愛知県の23.8%などとなっています。
さらに、今回、調査開始以来初めて、すべての都道府県で、65歳以上の人口の割合が、15歳未満の人口の割合を上回り、少子高齢化が一層進んでいることが浮き彫りになりました。
また、来月10日投票の参議院選挙で新たに選挙権を得た、ことし18歳と19歳になる若者の人口は、合わせて236万4300人でした。
それによりますと、日本の65歳以上の人口は3342万2000人で、人口に占める割合は26.7%でした。これは、前回・平成22年の国勢調査に比べ3.7ポイント高く、大正9年の調査開始以来初めて25%を上回り、4人に1人が高齢者となったことが分かりました。
都道府県別にみると、最も割合が高いのは、秋田県の33.5%で、3人に1人が高齢者となっていて、次いで高知県の32.9%、島根県の32.6%などとなっています。一方、最も割合が低いのは、沖縄県の19.7%、次いで東京都の22.9%、愛知県の23.8%などとなっています。
さらに、今回、調査開始以来初めて、すべての都道府県で、65歳以上の人口の割合が、15歳未満の人口の割合を上回り、少子高齢化が一層進んでいることが浮き彫りになりました。
また、来月10日投票の参議院選挙で新たに選挙権を得た、ことし18歳と19歳になる若者の人口は、合わせて236万4300人でした。