フリーダムガンダムフレイムフェーダー
フリーダムガンダムフレイムフェーダー
まずは閲覧していただき、誠にありがとうございます。この度はHOBBY JAPANに付属されていた「HGCEフリーダムガンダム カスタムキット」を使ってフリーダムガンダムフレイムフェーダーを、オリジナルカラーで作りました。
ベースキットは以前紹介したこちらのHGCE フリーダム(RIVIVE)です。
キットそのものに改造はこれといって加えておらずシンプルに組み立てて組み込みました。ただ諸事情がありまして、ちょっと粗い作りになってしまいましたが、カラーリングとしては良いものが出来たと思ったのでアップさせていただきました。
では詳細は追記からどうぞ。
改造パーツ
パーツ構成は、大きく分けて頭部・胸部換装パーツ・肩部増加パーツ各種・フェイダントンファー+ブレード各種の四つです。ブレードは三種類あって付け替えることも出来ます。
素体
背面はこれといって変化がないので撮影してません。頭部が違うくらいだからね。
比較
変化があるのは上半身のみです。ガラリと印象が変わるって言う感じでもないのですが、上半身の丸みが消えてシャープで鋭角的なデザインになっているので、上半身だけは結構変わっているかも。
肩部
ここで斜め上のラインを描く部分が、デザイン上、素のフリーダムとの大きな違いですかね。
頭部・胸部
正直、デザイン的にはあまり好きじゃない頭部ですw カメラアイは本当ならHGUCフリーダムのものを使うのがベストだと思うのですがうっかり捨ててしまったので、使わなかったフェニーチェリナーシタから流用。その結果、カメラアイはイエローからグリーンになりました。
あとは画像の通り、結構胸部パーツの塗装が粗いです。もう少し時間があれば丁寧に作りたかったんですが、ちょっと時間と労力をかける暇がなくて…。
アクション
二挺拳銃&二刀流というスタイルはストフリに通じる部分を取り入れたんでしょうか?
FFモード(?)というやつなんですよね、たぶん。ハイマットフルバーストです。
トンファーブレード。厨二的というか、ロマンありますね、トンファーは。
ポージングを考えれば下半身の変化のなさを補えて全体的に鋭角的なデザインとなって、フリーダムとはシルエットが大きく変わります。
ドッキングも可能です。ビームサーベルも付けられます。
肩部パーツを変えるとブレードを装着することも出来ます。こちらは鳳凰を意識したデザインだそうですが、正直なところガンプラ的にもガンプラバトル的にもそこにブレードがあっても利点ゼロですよね(苦笑 デザイン的にも私はフィンスラスターの方が好きです。
カラーレシピ(追加分のみ)
本体白:Mr.カラースプレー・Gホワイト
本体黒:Mr.カラースプレー・ファントムグレー
本体赤:Mr.カラースプレー・モンザレッド
本体黄:Mr.カラースプレー・黄橙色
ブレード刃部:Mr.カラースプレー・シルバー
ブレード峰部:タミヤカラースプレー・ライトガンメタル
総評
というわけで「HGCEフリーダムガンダム カスタムキット」でした。
武装「フェイダントンファー」はブレードの組み替え、ビーム刃を標準で取り付け可、二つの取り付け可と拡張性の高いと思います。デザインも良く、塗装を上手く塗り分ければどの世界観にも合いそうですね。宇宙世紀はちょっと厳しいかな?(苦笑
一方で胸部・肩部の増加パーツはフリーダムでの運用が前提となっているため拡張性は低いかな、と思います。まぁ、こればっかりは仕方ないですね。
しかしながら、フリーダムを改造するキットとしてはやはり下半身部も上手く変化させてほしかった、というのが本音です。正直、デザイン的に大きく変わっている部分が少ないかな、と。
いっそのこと腰部からレールガンを取り外して、その3mm径(?)の穴に新しい装備をつけるとかそういうくらいの変化は欲しかったですね。
まぁ、フレーム一枚で収まっている点、フレームが白一色で塗装派としてはありがたい点は評価できると思います。
以下、完全に趣味のオリジナルCE風設定。
ZGMF-X10A2 フリーダム改
ヤキン・ドゥーエでの戦いで大破したZGMF-X10A フリーダムはクライン派によってファクトリーの技術を用いて修復が施された。その際、更なる性能向上を目的とした改造案の一つである。携行兵装の強化、敏捷性の向上、それらに伴う処理能力アップのための頭部新造が改造の主だった部分となっている。
フリーダムの性能をさらに高める改造プランの一つとしてコンピュータシミュレーション上でも良好な結果を残していたものの、想定されたキラ・ヤマトの反応速度に機体を十分に追従させるには機体そのものを新造した方が良いという結果から一部データが後継機のストライクフリーダムに転用されるに留まり、本機の改造用パーツも製造されることはなかった。
MA-V09F 複合兵装攻性シールド
(MA-79Aリュンクス ビーム突撃砲×1、MA-M01ラケルタ ビームサーベル×1、MA-M66 トンファーブレード)
本機最大の特徴である携行兵装。GAT-X207 ブリッツによってもたらされた技術を転用したZGMF-X13A プロヴィデンスの複合兵装防盾システムの亜種。外側部分はフリーダムと同じようにラミネート加工が施されたシールド処理となっている。
先端部に設けられたMA-79Aリュンクス ビーム突撃砲は試作型の複合ビーム兵装である。ビーム兵装はビームサーベルなど格闘戦を用途としたものと、ビームライフルなど射撃戦を用途としたものに分けられるが、この二つの用途を一つのデバイスで行えないものかと考えられた結果の試作型である。
ビームライフルとしての機能は、出力自体はフリーダムが装備していたMA-M20ルプス ビームライフルと比べると約80%程度に低下しているものの、連射性・速射性に関してはむしろ向上しており、ビーム「ライフル」と呼ぶよりビーム「ガン」と呼んだ方がふさわしいものとなっている。特に連射性が重視されており、これはキラがフルバーストモードおよびハイマットフルバーストにおけるビームの連射を想定していたと言われている。
ビーサーベルとしての機能は、デバイスそのものをマルチデバイスとするために大型化したこともあり、MA-M01ラケルタ ビームサーベルよりも高出力化している。結果的に本装備はシミュレーション上のみの存在となったがこの際のデータは、後にストライクフリーダムに搭載されたスーパードラグーンのMA-80V ビーム突撃砲に活用され、同装備ではビーム砲とビームソードの機能を同一デバイスで実現させるに至っている。
また本機の特徴的な武装として実体剣「トンファーブレード」が採用されている点にある。この実体剣に関してはGAT-X105 ストライクのアーマーシュナイダー同様、特殊な合金による製錬と内蔵した電磁モーターによる振動によって切断力を高めたものである。
この装備が採用された最大の理由は、連合・ZAFT共に量産機がビーム兵装を標準装備となる中で、当然のようにビーム攪乱膜やラミネート型シールド、アンチビームシールドと言った対ビームを想定した防御兵装の進化と普及が見越されたためである。それらが普及することを前提に「それらを逆手に取る形でビームに強い実体装甲に対して物理的な切断力の高い実体剣で突破する」という発想で開発されており、実際、この装備はフリーダムらが装備したラミネートシールドや、ストライクが装備したアンチビームシールドを容易に切断することが出来たという。ただ当然実体剣であるため高性能機が有するフェイズシフト装甲に対しては無力であるが、そういった敵に対してはビーム突撃砲で形成するビームサーベルで対応することで弱点を克服しようとしている。これら近接装備はいずれもトンファーのようにして扱うことからトンファーブレードという呼称がつけられた。
余談であるが、片刃の直刀タイプの刀身のほか、刀身を曲げることで切断面が切断対象と長時間触れることが可能な曲刀タイプ、GAT-X207 ブリッツが装備したランサーダートと同じで内部に炸裂機能を有した細身の刀身を射出出来るように改造された投擲刀身タイプなどが考案されていたと言われる。
それ以外の兵装としてシールド後方部にフリーダムと同じMA-M01ラケルタ ビームサーベルを内蔵している。
また非常に拡張性の高い装備であり、通常は両腕に一基ずつ本装備を装着しての運用を想定していたが場合によっては二基を連結し大型化して運用するなども設計上可能だったと言われている。
ただし複数の装備を同一のデバイスに収めると言うことは同時にそのデバイスを喪失した際に失われる戦闘力も大きく、それ以外にも複数の機能を瞬時に適切に切り替える戦い方は最新鋭のモビルスーツとそれに乗るコーディネイターであってもハード・ソフトの両面において非常に負荷のかかることであった(そうであっても戦闘データ上、キラ・ヤマトならば問題なく使いこなせるだろうことは当然想定していた)。
本装備自体はストライクフリーダムに転用されることはなかったものの、この二刀・二挺ライフルスタイルは受け継がれている。
肩部フィンスラスター
機体本体に対しては機体バランスが崩れることを危惧して極力手を付けない方向性が当改造プランにおける目標であった。しかしながら、ドラグーンシステムとの戦いにおいて回避性能を高める必要性を考えたファクトリーではフリーダムの敏捷性を上げるため、肩部に増加パーツを施すことを決定した。それが本装備である。
当然ながら従来の肩部スラスターよりも遥かに高推力であるのだが、それ以上に三枚のフィン状になったことによって肩部から噴射する推進剤の微細なコントロールが可能になった。ただ肩部に増加パーツを施しただけだが、これだけでフリーダムの敏捷性は二割から三割高まるシミュレーションデータが残っているほどである。
後継機のストライクフリーダムにおいてはフィン状の形状こそオミットされたが、この際に得られた高推力肩部スラスターとしてのデータが転用されている。
頭部
二基の複合兵装攻性シールドを装備することによってフルバーストおよびハイマットフルバースト時においては、フリーダムよりも銃口が一つ増えることとなった。これに伴い頭部には更なる処理性能が求められると同時に、複合兵装攻性シールドを瞬時に切り替えるために必要なより高精度なデータの収集などさらなる高性能化が求められた。
このため頭部だけは新造されることとなった。大型化されたブレードアンテナや最新鋭のものに換装されたセンサー類は、さらに多層マルチアレイ化が施された。
この新造頭部もペーパープランに終わったが、この際の設計データやセンサー類の多層マルチアレイ化の技術はストライクフリーダムに転用されている。
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