寝言で大絶叫して嫁さんが起きてきた件
昨日はネットを見ながらパソコンの前でうたた寝してしまったんです。そして僕は夢を見ました。やっぱりちゃんと寝なきゃダメですね。
鳥人との戦い
僕は冒険者だったのでしょうか。探検家のような服装をしてジャングルの中を進んでいました。すると鳥と人の中間のような鳥（鳥人）に遭遇、戦いになってしまいます。いや、戦うというよりはひたすら僕は鳥人に追われて逃げ惑うのですが。
- 顔は鳥
- 手のかわりに羽
- 足は鳥
- 背が人間くらい高い
- 空は飛べない
- 賢い
要は鳥です。ニワトリがデカイ感じ。言葉は通じませんでした。とりあえず怖い。
僕がたった一人で逃げまわる中、鳥人は3人（匹？羽？）いてだんだん僕を追い詰めていきます。そしてついに僕は崖を背に逃げ場を失ってしまったんです。
鳥人3人に囲まれ絶体絶命の大ピンチ！！
僕は聖なる棒を見つけた
そうだ、何か投げるものがあったら鳥人に攻撃できるかもしれない、と思った僕は地面に何か落ちていないか探しました。
すると、長さ30センチくらいの棒がいっぱい積み上げてあるのに気が付きます。「これだ！！」試しに一本それを手に取り鳥人に投げつけました。
クルクルクルクル・・・バシッ！鳥人に命中！
その棒はもしかしたら聖なる棒だったのかもしれません。鳥人に大きなダメージを与えることができたようです。鳥人が近寄ってこれないよう、僕は次々と棒を握っては鳥人に投げつけます。棒があたって痛そうにする鳥人。もしかしてこれは勝てるかもしれない、僕はそう思いました。
まさかの逆襲！
ところが。思いもよらないことが起きました。なんと鳥人が腕ならぬ羽を使って棒を拾い上げ僕に向かって投げつけたのです！！！
「うわぁぁぁぁぁ！！！鳥が棒を投げたぁぁぁ！！！！それは許せん！！！」
僕の聖なる武器だった棒。唯一の助けだと思っていた棒。沢山あってすべて僕のものだった棒。これがなんとこともあろうに鳥人が僕を攻撃する武器になってしまうとは！！
そしてこの「うわあああ！！！！」を僕は実際に寝言で叫んでしまったようです。
妻、登場。
まず、寝ていた僕が自分の叫び声で目を覚ましました。「ん？僕なんか今言った？」的に。そしてすぐ、隣の部屋で寝ていた妻が戸を開けてこっちに来ます。
「どうしたん？？？」妻は心配そうに僕に聞きます。
「え？あ、うん。いや鳥が棒を投げたから・・・」
「もう！寝言？ちゃんと寝る準備して寝ないからでしょ！もう起こさんといて！！」
「うん・・・」
そして朝。
どんなに辛い夢を見ても朝は来る。そしてなんだか戦いで疲れた感じで僕は朝を迎えた。朝食を作っている妻に僕は尋ねた。
「なあ、僕寝言でなんて言ったん？」
「えー？寝言というよりうわぁぁぁ！って絶叫だったよ～もうびっくりしたわ」
「だってな、鳥に棒を投げてたら鳥が羽で棒を握って投げ返したんだよ！」
「いやもうわかったからご飯はよたべて」
「う、うん」
これはいったい・・・
この夢はいったい何だったんでしょう。もしかして予知夢？夢占い？
夢占いで探したけどそもそも「鳥人」がいないか（笑）今日は早々にハンモックの用意をしましょうかね。
つづかない。