勇者パーティーに私が必要ないって、それホントですか?
作者:ポスト一等兵
あたし、マリア。多分17歳。
村を捨て、幼馴染で初恋の人、バッカスと駆け落ちして冒険者に・・・
でも、彼は勇者に選ばれてしまう。
バッカスは姫様に一目惚れし、魔王を倒す旅に出る。
あたしも勇者パーティーの一員としてついていくけど、上手く回復魔法を使いこなせない。
魔物の血を浴びるのも好きじゃないし、過酷な戦闘に気おくれしてしまう。
だって・・・ただの村人なんだもん。
皆の足手まといになりたくし、バッカスが魔王を倒して姫様と一緒になるのは見守りたくない。
もう・・だめかも・・・あたし。
限界かも。
皆のためには、私がいない方がいいのかもしれない・・・。
夜中、仲間に呼び出させて応じてみれば・・・パーティーから抜けた方がいいと忠告される。
そんなこと・・・あたしも分かってるよ・・・。
分かってたの。
ずっと、ずっと思ってたの。
でも・・・これまで頑張ってきたの。
――「なら、私が貰おうか」
突如現れたドラゴンに浚われる。
伝説の龍の谷に連れられ、知ってしまった人と魔物の秘密。
村娘マリアが戸惑いながらも未来を掴み取る話です。
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