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 国民投票で欧州連合(EU)離脱を決めた英国の与党・保守党は28日、辞任を表明したキャメロン首相の後任の党首を9月9日に選出すると発表した。保守党は下院で過半数を占めており、後任の党首が新首相に選ばれることになる。党首選を取り仕切る党の議員委員会は当初、9月2日までの選出を提案していたが、「党員の十分な参加を保証するため」として日程をずらした。立候補は6月29~30日に受け付ける。

 最有力候補とみられているのは、離脱運動を率いたジョンソン前ロンドン市長(52)だが、反発する勢力は「ストップ・ボリス」の合言葉で残留派のメイ内相(59)の擁立を模索している。

 EU残留を訴え、国民投票前まではキャメロン氏の後継者とみられていたオズボーン財務相(45)は28日付の英紙タイムズへの寄稿で、「私が、党がいま必要とする結束をもたらす人物でないのは明らかだ」として、立候補を断念する考えを示した。英メディアによると、クラブ雇用・年金相(43)も立候補を表明している。

 英メディアによると、党首選はキャメロン氏を選んだ前回2005年の手続きを踏襲。下院議員の予備投票で候補を2人に絞り込んだうえで、全国の党員が郵便投票で決める。(ロンドン=渡辺志帆

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