蹴球探訪
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【プロ野球】虎の1番高山、2番鳥谷そろってマルチ 連敗3で止まり金本監督「ホッ」2016年6月29日 紙面から
◇阪神5−3DeNA阪神が連敗を3で止めた。3回に西岡の適時二塁打などで2点を先行。4回にも2点、7回は北條の犠飛で着実に加点した。メッセンジャーが7イニング3失点で7勝目。DeNAは6回に1点差に迫った後の無死一、三塁を生かせなかった。 新人とベテランのコンビがマッチした。阪神の高山&鳥谷の1、2番がそろってマルチをマークするなど連敗ストップに貢献。4月15日の中日戦以来となる打順の並びで、敵を粉砕した。 まずは3回だ。この回先頭の高山が二塁への内野安打で出塁すると、続く鳥谷が右前打を放ち無死一、三塁の好機を演出。3番・ゴメスの二ゴロの間に高山が先制のホームを踏み、鳥谷は西岡の左越え適時二塁打で生還。4回1死三塁からは高山が中堅へ犠飛、鳥谷は左翼フェンス直撃の二塁打を放ち、ゴメスの適時打で4点目のホームを駆け抜けた。 高山と鳥谷のコンビに金本監督は「打撃コーチがどうですかと言ってきたので、大賛成で。鳥谷の2番も流れを変える意味でね」と説明。「(高山は)だいぶ状態も良くなってきた。鳥谷も気分転換も兼ねての2番。全部点につながって、鳥谷より僕が一番ホッとしています」と評価した。 打撃不振で19日のソフトバンク戦からスタメンを外れていた高山。「今のチームの状況と久しぶりに1番で使ってもらっている気持ちに応えたかった」。10日の日本ハム戦以来の複数安打に復調気配を漂わせる。 若手の奮起にキャプテンも触発。9日・ロッテ戦以来となるマルチに鳥谷は「明日につながれば」と手応え。「四回は逆方向への打球? しっかりと捉えられたと思います」と頼もしかった。 効率的に得点を生み出す機能ぶりが今後の爆発を予感させる。この日、示した若手とベテランの融合。息の合った2人が逆襲劇を呼び寄せる。 (折原良輔) PR情報
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