VR空間を自分の足で歩ける「Virtuix Omni」日本向け並行輸入品登場、早期予約で約14万円
歩行型VRデバイス「Virtuix Omni」、日本での予約受付を開始。7月末まで13万8000円で販売
Virtuix Omniといえば、ゲーム内空間を自由に歩き回るためのデバイスですね。
2015年のCESではこれを使ったe-sportsなんかも発表しており、このプレイ動画を見ているとゲームのウルトラ未来がかいま見えます。
いいね~
でも値段!!
値段よく見て!!!
これだけ大きくて凄いデバイスなんだから17万円するのは普通だろう、と思うかもしれませんが…
運良く私は昔からこのOmniを使ったゲームプレイの妄想を何回もしており、Omniのウェブサイトをたまに見ていたため、実際の価格を良く覚えています。
実際に見てみましょう。
$699です。
ここからいきなり円が120円になったとしても83,880円です。84,120円以上も手数料として取られている計算になります。
日本への送料は250ドルなので、それ込みで考えても112,800円です。こんな…こんな事って!?
なんでVirtuixはこんなボッタクリをするASKみたいな所に販売を許してしまったんだ?
という事を実際に聞くため、Virtuixにメールしてみました。
帰ってきたのが以下のメール
情報をありがとうございます。彼らはOmniを再販する権利はない上、私達の定めた購入条件のルールを破っています。私達は再販に関して、だれともパートナー契約を結んでおらず、当面の間は直接販売する予定です。
日本にはおおむね250ドルの送料で送っています。予約注文をしたいのであれば、私達のウェブサイトからご購入ください。
おいおい…購入条件を無視して売ってたのかよ…
そんでそれを2倍以上の値段で販売するドゥモア許すまじ
それ以上にあたかも公式のように報道したサイト達は訂正の記事を出すべき
VRで儲けたいのはわかるけど、もしVR機器をこうやってアホみたいな値段で売りつけると、日本では「VRは凄いけどクソ高すぎ」というイメージが根付いてしまってVR自体が衰退する可能性があると考えています。
実際、日本ではゲーミングPCやパソコンの値段が高過ぎることがPCとPCゲームの普及を妨げる原因の一つとなっており、IT社会とゲーマーに深刻な被害をもたらしています。
こんな目先のフリーライドマネーばかりを拾っていると5~10年後くらいに来るVR全盛期に、また「日本だけ未だにモニター使ってる」なんて言われることになるでしょう…
それを防ぐためにも、もしVR機器が欲しければ可能な限り米アマゾンや公式サイトから”正規価格”で購入したり、あんまりにもボッタクっている物があればこうやってブログ記事を書いてみたりツイートしてみたりしましょう…Fuck You Omane and Fuck You Omakuni!!



