・【G大阪】元代表MF二川が東京Vに期限付き移籍 : スポーツ報知
個人的には「(応援してる甲府・浦和から見て)敵チームながら一番好きな選手」でもあるのがこの二川選手で、「二川先生」とテレビの前で勝手に呼んで応援してたんすけどね…。そうか、期限付き移籍ですか…。
G大阪は28日、元日本代表MF二川孝広(36)が東京Vに期限付き移籍すると発表した。期間は来年1月31日まで。この日、G大阪での最後の練習を大阪府吹田市内で終えた二川は「チャレンジをしたいと思いました。今年はトップの試合に絡めていないので、出た方がいいと…」と、18年半プレーしたクラブを初めて離れる決断を下した理由を明かした。東京Vでの背番号は、G大阪でプロ1年目に背負った32番に決まった。
03年から10番を背負ってきた二川だが、今季はJ1で出場なし。多くのタイトルをともに勝ち取ってきた元日本代表MF遠藤は「寂しさ? ないですね。サッカーに別れはつきもの。一番大事なのはピッチで輝くことなので」と出場機会にこだわった二川の決断を理解。さらに「フタは一緒にプレーしていて楽しい選手。ボールを持てばまだまだうまいし、持っている力を出せば十分に活躍できる」と新天地での活躍に太鼓判を押した。
二川は30日から東京Vの練習に参加する予定。「もちろん、必要とされればいつか帰ってきたいと思います」。G大阪への愛着もみせたファンタジスタが新たな挑戦へと旅立つ。
「相手のチャンスの時に、最も嫌なとこにいつも彼がいる」
なんつーか、昔だと、磐田→名古屋などでプレーした藤田俊哉選手、最近だとこのガンバ大阪一筋の二川先生のような「相手のチャンスの時に、相手からして最も嫌なプレーをする、決定機に最も肝心な場になぜか彼がいる」という選手が、私は大好きなんですよね。
ちなみに他の競技だと、野球だと先年引退した広島東洋カープの前田智徳選手、ラグビーでは早稲田大学→ヤマハでプレーしているスクラムハーフの矢富勇毅選手がそういうタイプで、「敵からすると最も怖い。でも物凄くいい選手で個人的には好きな選手」
なんすよね。
↑広島の前田智徳こそが天才ではないのか…と。大けがが残念でしたな…。
↑2006年日本選手権。早稲田がトヨタを倒した試合。要所要所で背番号9の丸坊主がいい仕事をしてます。
甲府の山本キャプテンと同い年なんだな…。
いやあそれにしても二川先生、春先なんかはJ3のガンバ大阪のセカンドチームでプレーしてたりと、なかなかJ1のリーグ戦には出れなかったんで残念だなあと思ってたら期限付き移籍ですか…。物凄く寡黙な人らしいんで移籍先でコミュニケーションが取れるかどうかだけが他人事ながらものすごく心配なんすけど、まだまだ36歳なんすよね。
よくよく調べてみたら、(私が応援してるチームの中では一番好きな選手である)甲府の山本キャプテンとは同い年で誕生日が1日違い(山本キャプテン:1980/6/26、二川先生:1980/6/27)、山本キャプテンはジェフ市原のユース出身で市原のトップチームでプロデビューした年も、ガンバユースからガンバのトップチームでプロデビューした二川先生と同じで、 しかも日頃は物凄く寡黙…なとこまで共通点も。
↑奇しくもガンバ大阪戦。山本キャプテンの同点弾に「まだまだ行くぞ」と味方を煽る姿が印象的でした。
浦和対ガンバ戦の、タリーさんと二川先生の対決が好きだったなー。
ついでに書くと、浦和レッズで最も好きな選手は先年引退してしまった山田暢久選手(タリーさんとも呼ばれてるようですがw)だったんですが、浦和対ガンバの試合で一番わくわくしたのが、いかんせん両チームともスターやどえらい才能を持った選手が数多くいたせいで実際にその回数は多くは無かったんですけど、浦和の山田暢久と、ガンバの二川孝広の両選手が時折マッチアップ状態になってサイドでボールを奪い合うとかのシーンがたまらなく好きでしたねー。
で、以前入っていたクイズサークルの飲み会なんかで、
@cyndi_ebr 随分前に、飲み会の席で浦和サポの友達に「浦和とガンバの試合はな、山田暢久と二川孝広のマッチアップが一番おもしろいんだ。両チームとも、スターが多いからたまにしか見れないけど、彼らこそが浦和とガンバの代名詞だからな」と言ったら「随分コアなとこを貴様わ」と(大汗)
— むろかつ@トニー・トウゴウ (@muroktu) 2016年6月28日
なんつーことを酔眼で浦和サポの友達に語ったら↑のような反応と、「お前も随分とマニアックな見方をするもんだ」と呆れられたのが懐かしいっすわ。
でもあの頃を思い出すに付き、浦和レッズを最も体現してた選手と、ガンバ大阪を最も体現してた選手は彼らだったんだよなーって記憶だけは今でも強く残ってますねー。そして類まれなる才能とほとんど怪我とは無縁だった(両者とも大けがは1度しかなかった記憶が)「無事是名馬」なタイプだったのも。
いずれにしても期限付き移籍とはいえ、新天地でのご活躍をお祈り申し上げます。