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【プロ野球】

真中監督「全セ4番は山田」 球宴ファン投票最終結果発表

2016年6月28日 紙面から

オールスター戦にファン投票で選出され、ポーズをとるヤクルトの山田(左)、中村(中)、川端=神宮球場で

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 プロ野球マツダオールスターゲーム2016のファン投票の最終結果が27日に発表され、ソフトバンクの柳田がセ、パ両リーグを通じて最多の52万1685票でパの外野手部門で、ヤクルトの山田がリーグ最多の46万7633票でセの二塁手部門で選出された。昨季、トリプルスリーを達成した2人が両リーグで最多票を集めた。チーム別では柳田、松田らが名を連ねたソフトバンクの5人が最多。30日に選手間投票、7月4日に監督推薦の結果が発表され、全出場選手が決まる。7月15日にヤフオクドームで第1戦、16日に横浜スタジアムで第2戦が開催される。

 全セの4番は3冠男だ−。初めて球宴で指揮を執るヤクルト・真中満監督(45)は「4番は山田で行きます。オールスターの4番としても恥ずかしくない成績」と、自チームの若き主砲・山田哲人内野手(23)を全セの4番に抜てきすることを明言した。

 ファン投票で選ばれた8人の野手の中には、侍ジャパンの4番を務めたDeNA・筒香や、現在チームが首位で今季2000安打を達成した広島・新井もいるが、山田は現在打率3割3分2厘、25本塁打、63打点と打撃3部門でセ・リーグの頂点に立つ。

 さらに今回、二塁手部門では広島の名手・菊池に19万6773票差をつけ、3度目の球宴で初めてファン投票で選出された。セ・リーグ全体でも、2位のヤクルト・川端(三塁手)に3万3934票差をつける46万7633票を集めてトップ。人気・実力ともセ界の4番にふさわしい数字をたたき出している。

 常々「自分はホームランバッターじゃない」「4番というのはもっとがっしりした体格の人がなるもの」と謙遜する山田だが、プロ通算100本塁打まであと4本に迫っている。普段はチームバッティングを心掛けているが、お祭りとなれば別。「球宴ではホームランを打ちたい。投票してもらった人たちを盛り上げるよう、打撃も走塁も守備でも活躍したい」と、『選出御礼4番弾』を約束していた。(竹村和佳子)

 

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