子どもが遊ぶ玩具には、いろんな種類のものがあります。
例えば、現在では、女の子には変身ヒロインアニメのものや、アイドルアニメのカードなども、人気があるようですし、男の子の場合には、アニメのメダルなども、人気となり、大ブームにもなりました。
これらのアニメ関係の玩具は、幼稚園や保育園の年長組などの子どもが対象なことも多いようであり、一歳や二歳の子どもの場合には、まだ、よくアニメの内容や玩具の遊び方が分かっていない場合もあります。
その為、幼い子供の場合には、触って面白いものや、音が鳴るような玩具に興味を示すことがほとんどのようです。
けれど、このような玩具の場合には、子供に与える際には、気を付けないといけない事もあります。
例えば、こんな点に注意しましょう。
ビニールなどを噛みちぎる!
ビニールのカサカサと言う音は、子供には胎内音にも聞こえるそうであり、安心出来る音でもあるようです。
また、ビニールの手触りが好きで、ずっとスーパーの袋などを触っているような子供もいます。
けれど、気を付けたいのが、ビニールを子供が噛み切ってしまい、誤食してしまうことです。
ビニール素材は、簡単なことでは切ることが出来ないようになっている玩具も多くありますが、中には、生え始めた歯で興味本位で噛みついて、そのまま食べてしまう子供もいるようです。
そのため、このような玩具で遊んでいる時には、親も必ず傍にいるようにしたほうが良いでしょう。
電池やネジの誤飲!
また、音が鳴る玩具は、まだ幼い子供には、とても興味があり、よく触ったりもしています。
この音の鳴る玩具の場合には、ボタンを押せば鳴ったり、叩いたりすれば音が鳴る仕組みになっていることも多く、脳の発達を促すのにも良いですが、やはり注意しないといけません。
なぜなら、音が鳴る玩具の場合には、裏に電池を入れる仕組みになっている事も多く、電池を入れるところは、ネジで固定しているケースもある為です。
その為、力のある子供では、力任せにネジを引っ張ってしまい、抜けたネジを飲んでしまったり、電池を出して、舌で舐めまわしてしまう恐れもあります。
このようなことを避ける為に、電池の入れ替えの際には、よくネジを固定して、絶対に外れないように気を付けるようにしましょう。
また、電池類などは、入れっぱなしにするのでは無く、玩具を使わない場合には、電池を抜く癖をつけておくのも良いかと思います。
シールを舐めて取ってしまう!
また、ビニールと同じように、誤食するケースで多いのが、玩具に貼ってあるシールです。
例えば、積み木などに貼ってある場合もありますし、自分で好きなところに貼る事の出来るシールブックなどもあります。
いずれも子供には面白く、興味深いものですが、年齢の幼い子供では、積み木なども口に入れてしまうため、親が気が付かない間に、シールを少しずつ食べてしまっている場合もあります。
本当に少しずつならば、便として排出されることも多いですが、シールを使った玩具の場合には、沢山のシールを飲み込んでしまう可能性もありますので、誤飲や誤食の恐れがある年齢の子供には、シールを使った玩具などは、親が見ているところで遊ばせた方が良いでしょう。
また、シールの数や種類を確認しておき、遊んだ後は、必ず、子どもの手の届かないところに直すようにしましょう。
子供の玩具と言っても、誤飲や誤食の恐れがあるものも中にはあります。
親が安全だと思っていても、実際に与えてみると、口で舐めたり、生え始めた歯で噛んでしまう恐れもあるため、親が一緒に遊んだり、常に注意をして観察しておくようにしましょう。
ただ、玩具で遊ぶことは、子供には脳の刺激になりますので、誤飲や誤食を予防するために、何でも禁止するのではなく、親がよく考えて、子供に与えるようにしましょう。

