県教委のシステムが不正アクセスをうけ、県立校9校の生徒や教職員の情報が流出した。連絡先のほか、一部は成績表や家庭環境調査の資料などプライバシーに深く関わる内容が含まれている。

 県教委の説明によると、流出のうち、特に被害が大きいのは校内LANの校務用サーバーが不正アクセスされた佐賀東、佐賀北、致遠館中・高の4校。氏名や住所、電話番号など少なくとも9589人分の個人情報が流出したという。

 成績一覧表や職員会議資料、生徒指導報告に加え、家族構成が分かる家庭環境調査の資料なども被害にあったという。