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佐高氏は反学会。
今まで、数々の学会批判本を出してきました。
自民寄りの佐高氏が、自民党に警鐘を促している。
巻末にある、その文章が興味深いので紹介します。
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正木は学会を本来の宗教団体に戻そうとしていたといわれる。それに対し、谷川は政治志向で、正木が失脚したということは、これからますます学会は選挙集団となって自民党と一体化することを意味する。
それかあらぬか「選択」同号の「甘利辞任後の『安倍カレンダー』」には、軽減税率の導入が決まるや、原田から安倍に直接、「軽減税率では大変お世話になりました。今、沖縄の宜野湾に入っています」と感謝の電話が入ったと書いてある。
「宜野湾」とは言うまでもなく、米軍の普天間基地のある宜野湾市を指し、その市長選に学会は全力を傾注すると言っているわけである。
「平和の党」や「弱者の党」のお題目をかなぐり捨てて応援した結果、市長選は自公推薦の現職が勝った。
〝水と油〟だったはずの自民党と公明党は、もう融合しはじめたのかもしれない。しかし、それは間違いなく野合であり、自民党と公明党の双方を腐食、変質させている。果たして、これでいいのか。その警鐘を激しく乱打して、この本を結びたい。
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