読者の皆さん、ごきげんよう。
「突然だけど、ブログってやっぱり読者の皆さんの役にたつことを発信しなきゃだよね」
「今ごろ気づいたのかい?」
「まさかまさか。再確認ですよ、緑くん。今日も張り切って『今すぐ役立つ情報』をお届けしていこう!」
「・・・・・。」
賢いあなたはもうお察しだろう。「ayakoさん、今日は相当役に立たないことを書く気だ…!」と。
そうである。
私のお気に入りの箱と缶のコレクション11 点をご紹介します!
いったい「誰得?!」って企画だけど、楽しいので書いちゃう。11点ってのも半端だけど、まあいい。皆さん、私が捨てられない数々の可愛い箱と缶を、一緒に愛でようではありませんか。フフフ…!
それではまいりましょう。
1。山の上ホテルのお土産キャンディの缶
「もうこれ、超お気に入り!」
「こりゃあゴージャス!僕にぴったりの高貴なデザインだね」
「・・・・・?」
御茶ノ水の高台に聳える、かの美しき「山の上ホテル」のロビーで販売されているお菓子(の缶)である。私はこれを手にいれるためだけに、猛暑の中坂を登ってこのホテルを訪れたのだ。(いや、無論レストランにも寄ったけどさ)
小さい頃も、おもちゃの指輪とかしまってたよね。
もともとは確かイタリア製のキャンディが入っていた(と思う)。入れ物目当てのため、中身の記憶が曖昧である。
2。トラピスチヌ修道院のクッキー缶
「何年も前の北海道旅行で買ったお土産(の缶)だよ」
「へぇ〜。随分と長いあいだとっておいてるんだね」
函館の郊外にある女子修道院、トラピスチヌ修道院のお土産クッキー(の缶)である。モノトーンのシックなデザインが最高!
このとおり、裁縫箱として使っている。
私はクッキーしか買わなかったけど、実は「トラピストバター」もパッケージがかわいい。
この色合いに純朴でレトロなデザイン、たまらないね!
3。フランスお土産の香水箱
「フランスお土産の、小さな香水がたくさん入っていた箱だよ」
「おフランス!おしゃれだね〜!」
「5年前くらいに妹が旅行にいってお土産にもらったんだよ。私は『フランスに行ったことありそう』ってよく言われるけど、まだ行ったことないんだ〜」
「おしゃれ気取ってるけど、ayakoさんは下町江戸っ子だもんね」
「うるさいなぁ」
パリとかロンドンとか、いつか行ってみたいような気もしつつ、夏が好きなのでいつも南の島に気持ちが傾いてしまう私。
この箱には、コットンパールをしまっている。
4。長崎のカトリック教会でもらった箱
「このちょっとレトロな色合いと模様がたまらないんだよね〜!」
「これはなんのお菓子箱かい?」
「お菓子じゃないよ。これは4年前の夏、憧れの長崎を一人で旅行したときに、カトリック教会で天使の像を買ったときの箱かなぁ。とっても素敵なおメダイも集めてるんだよ」
↑ 私のおメダイ・コレクションの一部である。
「僕にもひとつ欲しいなあ…」
「・・・・・」
5。カレルチャペック紅茶店の缶
「これはプレゼントでもらったんだ。カレルチャペック紅茶店のパッケージは、山田詩子さんの絵が可愛くって大好きなんだよ〜」
この赤い「カレルチャペックガールズティー缶 」は今も販売されている。
ちなみに、私が次に狙っているのは
このビビッドな黄色が爽やかな「KarelCapek ティーバッグ ハッピーアソート 」(の缶)である。
「新しいお裁縫箱用に、買っておいてもいいよねぇ」
「何個目の裁縫箱なんだろう…」
6。ロシアのお友達からもらった ЧАЙ HILLTOP の紅茶缶
「また紅茶缶!」
「紅茶の缶っておしゃれなデザインが多くて困っちゃうよね。左は普通に成城石井で買ったやつで、右側の紫色の方は、ロシアのお友達がプレゼントにくれたんだ」
紫色の花模様がロマンチックで、実はただの缶じゃなくてオルゴールになっている。
「ЧАЙ HILLTOP(チャイ・ヒルトップ)」はロシアでメジャーな紅茶のお店らしくて、アンティークな模様の缶は有名みたい!ちなみに、ホームページもめちゃくちゃ可愛い。
7。小川軒レーズンウィッチの箱
「大好きな小川軒のレーズン・ウィッチの箱だよ!」
「今回はシンプルだね」
そう、これは箱よりも中身のお菓子が大好きすぎて、そのまま箱も好きになっちゃったのである。右側のこげ茶色は鎌倉小川軒、白い方が新橋にある小川軒。
我が家にやってくると、夫と奪い合うようにしてなくなる最高のお菓子。甘いものが苦手と言っておきながら、これだけはたまらないよね。
ちなみに、今知ったのだが amazonでも「レーズンウィッチ 10個入り 」を注文できるらしい!
「(…じゅるっ)」
8。三菱一号館美術館のミュージアムショップで買ったクッキー箱
「これは24歳か25歳の誕生日に、東京駅にある三菱一号館美術館のミュージアムショップで買ったんだ。横からみてもおしゃれな模様が入ってるの!」
「ちなみに、誰と行ったのかい?」
「ひとりだよ」
「・・・・・」
9。コペンハーゲンのクッキー缶
「外国っぽい模様だねえ」
「これはコペンハーゲンのクッキー缶なんだ。」
3年前くらいだろうか、会社勤めをしていたとき、オフィスで回ってきたお菓子の缶があまりにも可愛くてもらってきたのである(何をしに行っていたのか)
ペン立てとしてずっと活躍中!
正式名は「コペンハーゲン ダニッシュミニクッキー 」だって。
10。日光金谷ホテルのクッキー缶
「これは芝桜を見に栃木県に行ったときのお土産だね」
「そうだったね」
このマークがなんとも素敵なデザインである。
さあ、いよいよ最後の一箱!
11。ティファニーの水色の箱
「すごい!ティファニー!? ayakoさんって、お金持ちなの?」
「緑くん、これは夫が友達の結婚式の引き出物でもらってきたコップの箱なんだよ」
「なあんだ(やっぱりね)」
「・・・・・」
それにしてもティファニーのこの明るい水色は、本当にいい色だと思う。
何に使ってるかって?
もちろん、お裁縫箱である。持ち運び用のね。中の仕切りも、ちょうどよくて大変気に入っている。
「またお裁縫箱!」
「フフフ…」
まとめ
掃除や心理学の本を読むと、「いつか使えるかも…」という思考は一番良くないと書いてある。部屋をシンプル・クリーンにしたり集中力をキープするのを妨げるからである。
私も本当にそう思う。
でもね、でも捨てられないんだ。可愛い箱やココロオドル缶の入れ物って、集めたくなるよね?
確かに!
なんとなく「捨てられない」から持ってるのかと思っていたけど、一箱にまつわる思い出がどんどん出てきて、書いていたら楽しくなった。
「捨てられない」んじゃなくて「大切に持ってる」と思えば、あなたの引き出しに閉まったままのクッキー缶も、きっと輝きだすと思うんだ。
Sweet+++ tea time
ayako