EU トゥスク大統領「深刻で劇的な出来事」

EU トゥスク大統領「深刻で劇的な出来事」
イギリスの国民投票の結果を受けてEUのトゥスク大統領は、24日午前、記者会見し「EUにとってもイギリスにとっても深刻で劇的な出来事だ」と述べ、遺憾の意を示しました。
そのうえで、「今後は27の加盟国と結束していく。ヨーロッパ連合はわれわれ共通の未来だ」と述べ、EUの統合に後戻りはないとの考えを強調しました。トゥスク大統領はこのあとEUの執行機関に当たるヨーロッパ委員会のユンケル委員長、ヨーロッパ議会のシュルツ議長、それに加盟国を代表して議長国オランダのルッテ首相との4者会談に臨み今後の対応を協議しています。

EU各国はベルギーのブリュッセルで28日から2日間の日程で首脳会議を開き、イギリスの離脱交渉の段取りなどについて意見を交わす見通しです。