台湾 蔡総統が初の外国訪問に出発
台湾の蔡英文総統は、就任後初めてとなる外国訪問を行うため、外交関係のある中南米の2か国に向けて出発し、中国との関係を重視して台湾と外交を断つことのないよう訪問先の国々との友好関係を強化したい考えです。
台湾の蔡英文総統は、就任後初めての外国訪問として来月2日までの日程で、外交関係のある中米のパナマと南米のパラグアイを訪れます。
このうちパナマでは、パナマ運河の拡張工事の完成を記念する式典に出席するほか、パラグアイでは、国会で演説を行う予定です。
蔡総統は、24日午前、台湾北部の国際空港を専用機で出発した際に談話を発表し、この中で「世界とつながろうとする台湾の意思に終わりはない。各国に台湾を紹介し、交流する価値がある友人であることを知ってもらいたい」として、経済支援や企業による投資の拡大なども含め、外交活動を着実に進めていく考えを強調しました。
台湾は現在22の国と外交関係を維持していますが、中国と外交関係を結んで台湾と国交を断つ国が出てくることを懸念しています。
蔡総統としては、中国との関係を重視して台湾と外交を断つ国が出ないよう、訪問先の国々との友好関係を強化したい考えです。また中南米を訪問する前後に、アメリカ南部のマイアミと西部のロサンゼルスに立ち寄る予定で、中国政府は蔡総統の外交活動に神経をとがらせています。
このうちパナマでは、パナマ運河の拡張工事の完成を記念する式典に出席するほか、パラグアイでは、国会で演説を行う予定です。
蔡総統は、24日午前、台湾北部の国際空港を専用機で出発した際に談話を発表し、この中で「世界とつながろうとする台湾の意思に終わりはない。各国に台湾を紹介し、交流する価値がある友人であることを知ってもらいたい」として、経済支援や企業による投資の拡大なども含め、外交活動を着実に進めていく考えを強調しました。
台湾は現在22の国と外交関係を維持していますが、中国と外交関係を結んで台湾と国交を断つ国が出てくることを懸念しています。
蔡総統としては、中国との関係を重視して台湾と外交を断つ国が出ないよう、訪問先の国々との友好関係を強化したい考えです。また中南米を訪問する前後に、アメリカ南部のマイアミと西部のロサンゼルスに立ち寄る予定で、中国政府は蔡総統の外交活動に神経をとがらせています。